フリマアプリ、お節介の功罪

 少し前から、取り敢えず体験したい気持ちが先に立って、フリマの世界に参入している。

 まず感銘を受けたのは、その取引アプリがとても賢く世話焼きで、出品物を写真から自動判定してくれたり、相場から金額指導があったり(逆らったら、確かに売れなかった*個人の感想)、やれ発送しろ、やれ連絡をしろ、とその時々で細々指示してくれる事。

 ただ当然、機械的に反応されるだけの場面もあって、例えば、やり取り相手から何かコメントがあると、それに対して何か返事したら、と無条件に強要してくる。

 なので、相手文がただ『分りました』だと、対して『どういたしまして』が良いのか、『分りました事を、私も分りました』なのか、返事に悩むし、更にこれが相手に同じことを強いて、永久に終わらなくないか、と心配になる。

 で実際今回、メガネの消耗品を2個買取してくれた人への、自分の発送報告に対して、予想外に了解挨拶が来てしまった事に、当たり障りのない返信だけしようした時、頭に浮かんだギャグを、どうせなら含めたくなった。こんな。

『お送りした、二つのメガネ消耗品ですが、右目用と左目用がありますので、見た目には分かりませんが、ご注意ください。』

 自分の取引評価を、ギャグの下らなさが足を引っ張ったら、目も当て(メガネだけに)られないので、止めた。

いいなと思ったら応援しよう!