視聴アニメ感想30話詰め【2月14日-】

2月

『アイカツ!10th STORY 未来へのSTARWAY』

観に行ってきました。

場所は新宿バルト9最大スクリーンであるシアター9。

初見で無発声応援上映ということで会場到着後買うのを躊躇していましたが、結論から言うと応援上映で良かったです。正解でした。

内容は『本編終了後の動向を少し+卒業ライブ+4年後の未来』でしたね。

ステージ一発目が『星空のフロア』だったのはズルい。

EDに「サムライピクチャーズ」という文字を発見した時もかなり来るものがありました。

どれだけ協力していたか分からないですが、CGも正当進化して大幅にボリュームが増えていました。その上で当時の『アイカツ!』らしい細かいダンス(と細めの等身)も維持しており、懐かしさを損なわない出来になっていました。

本編はちょっとざく切り気味の構成。この辺りは時間的に仕方ないですね。現役女児にもついてこれるスピード感にしたのかもしれません。

卒業ライブでは、1曲目が『Signalize!』でした。私はここでぶっ壊れました。泣かないようにしようと思ってたんだけどなぁ…

でも、悲しみとか終わってしまうことへの涙ではなくて、純粋に懐かしい気持ち、また『アイカツ!』のみんなと会えたことで嬉しい気持ちの涙なので、全然後ろ向きな感じではありませんでした。

「帰ってきてくれたんだな」というのが卒業ライブを見た時の正直な気持ちでしたね。もう二度とないと思っていたものが、私たちの前に立ち現れてくれる瞬間…そんな時が、人にはあるのです。

そう確信できる日々を歩んできたからこそ、最後のいちごMCは響きました。

永遠だと思っていたものが、壊れる時。

喪失したと思っていたものが、また見つかる時。

私たちは自分でも知らなかったような力を見せて、前に進んでいきます。

それが、いちごたちにも、私たちにも、『アイカツ!』がメッセージを届けるべき人たちにも"あった"と示して、この映画はエンドロールを迎えました。

"あった”というのがいいですね。「これからきっと超えていけるよ」なんて責任な肯定ではなくて、「私たちは今ここにいる、あなたもそうでしょ?」と優しく語り掛けてくれる。

それが10年という時を歩んできた『アイカツ!』が今送ることの出来る、最大限のエールなのだと思います。

そう、エール。やっぱり最後まで『アイカツ!』は私たちに向けたエールを送ってくれる作品でした。

その中で、いちご、あおい、蘭たちの成長があり。あおい姉さんの髪型の変化もあり。

その変化を私たちも受け入れて、どんどん前に進む3人の姿を応援することが出来る。

それが『アイカツ!』の持つ魅力であり、全てだったのかもしれません。

そうそう、持田ちまきちゃんの再登場にはびっくりしました。あんなに成長して、大きく抜かれるなんてね…

ここを見た時「拍手したい!」と思っていたので、応援上映で最後に心おきなく拍手できてよかったです。

Twitterにも書いたのですが、今回で「さよなら」は言いたくないので、文章は「また会おう」で締めさせていただきます。

あおい姉さんの進む未来に幸あれ。



イジらないで、長瀞さん 2nd Attack 1話

2021春アニメの雄、只今帰還!

ということで長瀞さん2期です。うん、いつも通り。

でも、1期1話のあと2期1話を見たら「はてなマーク」で頭が埋め尽くされるでしょうね。それくらい物語中に軌道修正がかかった作品だと思います。

今期もよう分からんイチャイチャ珍道中を見せてくれ。




お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 1話

GA文庫が送り出した期待の新星。「お隣の天使様」1話です。

あまり期待していなかったのですが、思ったよりいい感じです。椎名さんの傷をもっと掘り下げてくれたら嬉しい。

閉鎖的な環境で二人が接近していくというエピソードは『ドメスティックな彼女』の5話を思い出します。

シリーズ構成が大知慶一郎さんなので、物語も深いところまで行くのかなと。

ライトノベル作品はどうしても「開放的な環境」になりがちで、主人公が結局のところ社交性の高いキャラクターになってしまうので、思いっきりジメジメしてくれた方が新しいかもしれません。

ちょっと期待してみようかと。よろしくお願いします。




シュガーアップル・フェアリーテイル 1話

所謂『少女漫画テイスト』な異世界作品。オリ設定も興味深くいい感じです。

今はアンが大分押されてますが、シェルも異人なので、そのうち隠していた傷が見えてくるでしょうね。関係性の変化はあるかどうか。

シリーズ脚本は水上清資さん。ブルリフでかなり脚本書いてた人です。

そしてキャラクターデザインに飯塚晴子さん。アイマスの人ですね。今回も細身ながら可愛さを損なわない絶妙なバランス。流石です。

1話を見た感想としては、かなり期待枠です。ざっと見ただけでアンに妖精たちの傷を受け止める芯の強さを感じましたし、シェルも魅力的なキャラクターでいいですね。

本筋はベタですが、ベタとは「完璧にやれば最大の火力が出せる」ということ。思いっきり暴れてください。期待してます。




イジらないで、長瀞さん 2nd Attack 2話

2話。2ヶ月以上前に見たのでもう殆ど内容を忘れている。

先輩がカップルに笑われているシーンで、後から現れた長瀞さんが「この人は私だけがイジっていいんですよ!」と言うのではなく、本気でキレているのが良かった。

作品としては「先輩-長瀞さん」の関係は「契約」でもいいんだけど、そういうところを誤魔化さず「先輩♡長瀞さん」として描いている部分に好感が持てますね。

暫く見てないけど次回も余裕があれば。



4月

アイドルマスター シンデレラガールズ U149 1話

流石のデレマス。面白い。

プロデューサーの真っ直ぐな目を見てありすちゃんが初めて上を向けるところとか、ありすちゃんが存外ちょろいところとか、プロデューサーと初対面になるカットの距離感とかよかった。

好きになったキャラクターは小春ちゃん。

上述したプロデューサーと初対面になるカットの構図が『ありす-千絵-小春-薫-みりあ-仁奈-/-梨沙-晴-桃華』というライティングになっていたので、6-3で向き合うべき課題が変わってくるのかな。

1-5-3かもしれない。ありすちゃんは主人公なので。

細かい部分では天真爛漫なイメージのあるみりあちゃんが、全体を見て『天真爛漫に振舞っている』ところとか、ありすちゃんのお母さんが、忙しいながらもありすちゃんに無関心ではなく変化に気付いているところとか、そういう流れを押さえるカットも良かった。

プロデューサーのキャラクター性を見ても、全体的にミュージカル調で進めていくのかなと感じる。流れ重視というか。トントン拍子で進む印象ながら、あまり暗いお話しにはならないのではないかと。

この先もしっかり見ていきたいね。



この素晴らしい世界に爆焔を! 1話

頭のおかしい爆裂女、めぐみんが旅を始めてカズマたちに出会うまでの物語。

めぐみんの我の強さを出しつつ、はっきり「爆裂魔法」に拘るようになった初期衝動を見せてくれたので良かった。

なぜ爆裂魔法に拘るのか。

そういう部分が見れるとキャラクターにも奥行きが出るというか、笑いつつも冷笑的ではなく暖かい目で見られるようになるので有難い。

あと、ゆんゆんは可愛いね。映画見た後なので成長を知っているし、悪い方には転ばないので安心して見れる。

楽しくおかしく進めてもらえれば。2話も見ます。



プリンセスプリンシパル Crown Handler

メアリーちゃんが可愛かったね。

基本的に囚われのお姫様キャラなんだけど、隙を見て脱走しようとする意志の強さはプリンセス(シャーロット)の系譜を感じることもあり。

どう転ぶか分からないドキドキの展開でした。

姫様がTVシリーズと比べてメンタルナーフされているところは気になるものの、次回も見ようと思います。早めに4章が来てほしい。



グリッドマン ユニバース

素晴らしく良かった。

飛鳥川ちせが大好きなので、元気な姿を見れただけで嬉しい部分もあり。

ダイナゼノン活躍シーンは涙を抑えきれなかった。

勿論ちせちゃんが音頭を取って「バトルゴー!」するところも凄く好きなんだけど、それだけじゃなく、アカネが腕にあるボディペイントを使って新形態を編み出すところとかね。

アカネは自身が作り上げた世界を壊し続けていたけど、現世では何の力も持たない女子高生なわけで。

自分の住む(電脳)世界で力を持ったのにも関わらず、それを破壊に使わなかったちせちゃんがアカネに救済されるのは、一種の祝福なのではと感じました。

あとは六花がボディペイントを褒めた後に、グリッドマンの絵を描いてあげるシーンとか。

ちせちゃんは関わる相手を能動的に決めているので、ああいうシーンで「六花に親切にする理由」を提示するのは大事。

大事というか、大切にキャラクターを描いているのが伝わってきて嬉しかった。ゲスト出演だと適当なキャラ付けになっていることもよくあるからね…

ダイナゼノン勢は他にも蓬とガウマの湿度高すぎる空間もあり。蓬と夢芽のラブラブ空間もあり。

グリッドマン勢は、少し大人になった内海と六花のコンビが良かった。

グリッドマン同盟の三人は別れのシーンで「協調」を覚えるけど、ダイナゼノン勢は「自由」へ向けてガウマを送り出すのも対照的でよかったね。

ダイナゼノンは「かけがえのない不自由」がテーマの作品で、ガウマもひめとの思い出に囚われていたんだけど、最後に蓬たちと別れを済ませた後は「新世紀中学生レックス」としての道を踏み出す。

それはグリッドマン勢が既に持っているような"個で戦う強さ"に追随する道で、ある意味で両者が12話かけて描いたことをリスペクトし合うラストシーンになっていた。

どちらの作品も「グリッドマン」シリーズの仲間なのだと実感して最後まで見届けられたのは嬉しかった。ありがとう



アイドルマスター シンデレラガールズ U149 2話

めちゃくちゃよかった。

話しの中で大きな事件が起きたわけではなく、落としたぬいぐるみもすぐルキトレさんが発見して戻ってくるんだけど、その中に仁奈ちゃんの人生がギュッと詰まっていたね。

今回は善意が連鎖していって、みんな仁奈ちゃんに優しいし、志希フレの二人もふざけつつ寄り添ってくれる。

仁奈ちゃんの"寂しさ"はそれそのものが重大な問題だから、他に悪意混じりの事件を引き起こす必要はないという判断もよかった。

何より仁奈ちゃんが可愛いよね。そこが一番大事。しいたけ目でキラキラさせる可愛さよ……

常に明るくて誰にでも分け隔てなく接するからみんな仁奈ちゃんのことが好きで、でも本人はそれに気づいていなくて、周りが全員で協力してそう気付けるようにする流れも非常によかった。

あと挿入歌の使い方とかEDの色彩とか……歴代シリーズを感じるよね。ポップなフォントに鴨先輩は確定演出でしょ……

願わくば、いつか(今回は)着ぐるみを手放した仁奈ちゃんが、着ぐるみを着て壁を越えていくところが見たいな。寂しさを隠す仁奈ちゃんをずっと支えてきたのは、紛れもなく着ぐるみだからね。

とても良いエピソードでした。



アイドルマスター シンデレラガールズ U149 3話

これがもうね……素晴らしすぎる。

成熟しすぎたみりあちゃんが、一度は自分の力で壁を乗り越えつつ、次は周りの助けを貰って"子どもらしさ"を全開にするシーンが凄くよかった。

偶にはアイドルの大先輩が新人に助けられてもいいし、大人が子どもにミスをカバーされてもいいんだよね。

でも、みりあちゃんは周りが見えすぎるので、自分で「喋りすぎ」に気付いて出力を押さえてしまう。

その時に第3芸能課のみんなが背中を押して、みりあちゃんが全力で喋れるようにしてあげるのも凄くいい。

その後、みりあちゃんは自分らしく喋り始めるんだけど、3カット使ってみりあちゃんを映すカメラが揺れてるんだよね。これはみりあちゃんの「アイドルが大好き」「今この瞬間が楽しい」っていう輝きを表していると思う。

その直前にカメラを前にするみりあちゃんの背中が映るけど、それも窮地に陥ったシーンの「トラブルを一人で乗り切る孤独なみりあ」と「みんなの力を借りて壁を打ち破るみりあ」を対比する形になってる。

ちょっと非の打ちどころがない……エピソードが来たね。

その上でプロデューサーは(途中まで)全力でしゅがはを止めてるし、調子乗ったしゅがはは課長に〆られるし、そういうバランス感覚が撮れてるのもいい点で。

全体を綺麗に纏めた上で、最後に「ほんとはすっごく怖かったの」という告白に繋がるところまで満点のエピソードだった。

みりあちゃんは常に相手の目を見る子だけど、2話(仁奈)と同じく最後に「プロデューサーの目線から見たみりあ」が映るんだよね。

これがもうすっごく可愛くて、2話で書いたのと同じ(根幹の)魅力を表現出来ているのも凄い。

U149は本当に「表情」と「目線」を大切にしている作品だと思う。大好物。最高。

出来たら、今回は自分で(一番の)壁を越えたみりあちゃんが、今度は周りに支えられて壁を越えていくエピソードを用意してほしい。

1話と2話のようにキラキラと輝く目(プロデューサーや仁奈が映したもの)が出てこなかったのは、既にみりあちゃんが「アイドルの素質」を持っているからだと思うんだよね。

だからこそ、今度は「みりあちゃんだからこそ越えられる」ような高いハードルが設定されたらいいなと思う。

2話と3話を見て、キャラクター毎に設定される障壁が違うのを見たので、このスタッフならやってくれるんじゃないかと思う。

それとまだ感想を書けてないけど、直前に『メガトン級ムサシ』を見たので、アーシェム様とみりあちゃんの演じ分け(黒沢ともよさん)を聞けたのも良かった。

そしてEDに『Romantic Now』ですよ。反則じゃん、これは。

私は2014年の合同ライブと2015年の10thに参加してるので、多分どこかでパフォーマンスを見てるんだよね。

こういう素晴らしいエピソードを見た後に、最高の形で楽曲と出会い直せるのは、とても幸福なことだと思いませんか。

ね、いつかまた現地で聴きたいよね。ろまなうコールもしたい。

最後になるけど、ウサミンとしゅがはも面白くて良かったね。

しゅがはは調子乗りすぎて〆られるけど随所に魅力は出てた。

金に目が眩んでやらかしたことに関しては、どっかで挽回のチャンスを与えてあげてほしいなと思う。

ウサミンは旧作で苦労していたイメージがあるので、もう少し出番があってほしかったかな。元気なところを見たかった。

でも「今日から資本主義の兎になります」とか「みりあちゃんかわいいですぅ」とか面白いところを沢山見せてくれたので良しとしよう。

そんな感じで語るべきところが沢山あるエピソードでした。U149凄いです!この先にも期待!!!


アイドルマスター シンデレラガールズ U149 4話-5話

桃華と梨沙回。

二つ纏めたけど……とにかく難しい回だったね。

どっちも視聴後は「これどういうことだ」と思ってしまった。

いや、面白いし書いてることはシンプルなんだ。

ただ「スタッフはどういうことを伝えたくてお話を作ったんだろう」というのが分からなくてね。

それで暫く唸ってたんだけど、最終的に4話は「信念を描く物語なんだ」と理解した。

桜井家のお嬢様である桃華は自身の出自に対して誇りが高い。

年齢に不釣り合いなくらい振る舞いが落ち着いていて、脚本をしっかり覚えて撮影に臨んでいるのも、自らが「桜井家の娘」という自覚があるからだよね。

けど、その分だけ「自分自身の感情」に目を向けることを忘れてしまった。

桃華に説法する坊さんは「分別から離れ今を生きましょう」と説く。

「桜井家の娘」という自身への縛りは、時に可能性を制約してしまう。

大人なのに「怖い」と弱音を吐くプロデューサーは、立場や地位に縛られることなく今を楽しんでもいいと伝える。

そのお陰で、桃華は自分らしく飛ぶことが出来たわけだよね。

落下する時に目を潰らず、落ち切ってから直ぐに全体を見渡している桃華は、既にバンジーを克服できるだけの器量と度胸を持っている。

それは桃華が「桜井家の娘」として振舞えるよう努力してきたからで、決して道のりとして間違っているわけじゃない。

その上で、今回は自分自身が叶えたい夢……愛を持って人々と接するという壮大な目標を思い出し、そのために一歩を踏み出す。

2話や3話と違い、今回は最後の対話に、プロデューサー目線で桃華を見る視点がない。

それは桃華が「既に自分自身を確立している」からではないかと思う。

ただ与えられた仕事をこなして楽しむだけではなく、アイドルをすることに目的を持ち、自身の夢のために突き進む野心家。

そういう一面を見せつつ、ありすやプロデューサーが一緒にバンジーを飛ぶことで恐怖心も共有して、ちょっとだけ仲良くなるお話しでした。

全体を見渡すと、非常に良く出来たエピソードだったなと思います。

作品の核となるメッセージが精神的なものだったから、物語を追っているだけの初見は「難しい!」と感じたけど、伝えたい内容はシンプルだったね。

桃華が「ママ」と言われている意味がよく分かる回だった。とても面白かったです。

さて、次は5話へ行きましょう。

梨沙回。実はこっちの方が難しかった。

登場しないパパが結構な重要ポジションかと思いきや、最終的には梨沙が自分の力で壁を越えていったからね。

パパはLINEもしっかり返してるし、電話も受け答えしているし、梨沙にとって本当にいいお父さんなのだと思う。

ただ、梨沙がアイドルをする時は結局一人で壁を越えていかなきゃいけないから、オーディションの時に見せたような不安には寄り添えない。

その辺りを上手く周りがフォローして、梨沙の向上心に応えるエピソードだった。

今回の物語が難しかったのは、最低でも3つの話題が同時進行していたから。

まず努力家で向上心の高い梨沙本人の物語。そして彼女にとって重要なパパとの関係。最後にプロデューサーの成長と周囲のサポート。

3つのうち1つでも欠けたら、梨沙にとって今回のお話しを良いものに出来ない。だから全ての要素を入れたのだろうね。

『U149』は物事を断定せず慎重に物語を進める傾向があるけど、2話から4話までは全て1つの課題と向き合い、その答えを見つけてアイドルが成長するお話しだった。

それに対して、梨沙は「パパの存在」がアイドルをする動機と直結しているし、梨沙自身の資質(向上心)によって配役を得ることが出来たし、周囲のサポートのお陰で役作りを万全にすることが出来た。

一匹狼を気取る梨沙が成長するために周囲の力が不可欠だからこそ、彼女を取り巻く環境を全て見渡すようなエピソードになったのだと思う。

その中で、役を得るまでは梨沙自身の力で壁を越えているのもいいよね。梨沙は決して周囲の助けを得ないと前に進めないアイドルではなく、最後のピースとしてサポートが必要なのだろうから。

ところで、今回一番好きだったのは楽曲の使い方。正直『BEYOND THE STARLIGHT』という曲がかかった時は魂が震えたね。

プライドの高い梨沙が頭を下げる瞬間に楽曲が流れ始めるけど、ここから前に進んで行く感じが凄くてワクワクするシーンだった。

あと梨沙の問いかけにプロデューサーが「分からない」と答えるのも良かったね。まだ見ない可能性を探しに行けるということだから。

そういう感じで「そういうことか」と辿り着くまで長いものの、作品としてはスッキリ見れる5話でした。

あれだけ多くの要素を入れてとっ散らからずに纏められるのは作品の力だよね。

梨沙の魅力も十分に伝わってきて、良回だったと思います。

6話以降にも期待!


アイドルマスター シンデレラガールズ U149 8話

Twitterから転載。

× 千枝の孤独
〇 千枝の弱気


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