異次元フェス備忘録 Day1

東京ドームで行われた『異次元フェス』から一週間。
週末には各地で別のイベントが開催されており、参加者もそろそろ余韻が冷めてきた頃だろうか。

私もそうなので、今のうちに新鮮な感覚を入力しておく。

ライブ前

今回は『異次元フェス』という特別なライブだったこともあり、ミリ/デレPと連番を組んだ。

連番は多分初めてだが、6.7年ほどの付き合いなので全くコミュニケーションには問題がない。

彼と出会ったのは『ゆるゆり』を推していた頃であり、同じ『地球防衛軍』の熱心なファンであったことから仲良くなった間柄であることを考えると、全く無関係なこのライブで(互いに違う立場でありながら)連番を組むのは不思議な縁だと言えるのかもしれない。

とりあえず私の現地参戦歴を載せておこう(☆は両日参加)

ラブライブ!

Aqours:参戦歴無し

虹ヶ咲:2019年12月15日『First Live “with You”』
    2022年09月18日『5th Live! 虹が咲く場所』(Next TOKIMEKI公演)
    2023年02月04日『UNIT LIVE!~A・ZU・NA LAGOON~』☆
    2023年02月25日『UNIT LIVE! ~DiverDiva GALactic Trip~』
    2023年03月18日『UNIT LIVE! ~QU4RTZ Fluffy Magic~』

Liella!:参戦歴無し

蓮ノ空: 参戦歴無し


アイドルマスター

共通

2014年02月22日『THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014』☆
2015年07月19日『THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015』
2019年10月20日『バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル』

シンデレラガールズ:参戦歴無し

ミリオンライブ!

2015年04月15日『2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!』
2017年10月??日THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!』

シャイニーカラーズ:参戦歴無し

こんなところだ。

2019年まではアイドルマスター系が多いが、その後は虹ヶ咲のライブにしか行っていない。無論、今回は「ラブライブ!」側の人間として見に行っている。(ハッチポッチフェスはどっちだったか忘れた)

まあ「ラブライブ!」側の人間と言っても今回のイベは「虹ヶ咲6thの前座」くらいに考えていたので、あんまりコールの予習とかはしてこなかった。「アイマスの知ってる曲来るといいな~」くらい。

当日も全然遅い時間に会場へ到着。名刺交換を呼びかけるPを見て「こんな感じだったな」と懐かしむなどした。

「アイドルマスター」側は名刺交換をしている人の他に、法被を着ている人が多かった。なんでも今は公式で売っているらしい。便利な時代になったものだ。

「ラブライブ!」側はいつも通りと言っては何だが、痛バを身に着けている人と、ぬいぐるみをバックに提げている人が多かった。
痛バ文化がいつからあるのかは知らないが、ぬいぐるみは公式が頻繁にグッズとして売っているので、そちらは説明がつく。

いつ見ても思うが、痛バを作るのは相当大変ではないだろうか。私はやらないが、持っている人を見ると感心してしまう。

そんなこんなで入場。Vtuberのお二人が喋っている時は緊張感が高まっていた。とは言え、口汚く罵るような声やブーイングは無かったように思う。

初日の座席は運悪く40ゲートを引いてしまい、天空席ではあったものの、全体はよく見えた。アリーナに行くと見えない部分が出てきてしまうので、ゆっくり確認できるのは悪くない。


Day1開始

ライブが始まってまず驚いたのは『Shine!!』だ。
デレマスは曲が豊富にあり、アニメ主題歌に頼らずとも場を盛り上げられる。

その中で一曲目に知名度の高いものを選んできた辺りに、今回のライブは「本気で盛り上げる」という意思があるのだなと感じた。
実際、デレマスは二日通して「アンセム」と言える曲をガンガンかけていたように思う。

周りが代表曲で盛り上げる中、アニメ挿入歌の『常夏☆サンシャイン』を流す『Liella!』の独自路線も面白かった。
全体的に『Liella!』はノンタイ曲が多かったし、一曲目の時点で各ユニットのライブに対する姿勢は出ていたのかもしれない。

私は蓮ノ空について完全な無知なのだが、一曲目は全ユニット知っている楽曲だった。そして蓮ノ空についての事前知識はこれで枯渇したため、その後は全てノリで楽しむことになる。

幕間の後は『Eternal Harmony』。ミリオンライブの2ndアルバム「LTH」シリーズに収録されているユニット曲だ。
私にとっては馴染み深い曲で、少なくともミリ2ndの時に聴いている。

『HOTCHPOTCH FESTIV@L!!』でも披露されているのだが、私の参戦日が初日か二日目か分からなくなってしまったので、そっちで聴いているかは分からない。

とは言え一番ミリオンライブの楽曲を聴いていた頃の曲なので、コールは大体覚えていた。私の周りではあまり覚えている人がいなかったようで、何故か「はいほー!」が揃っている以外ほぼ単独だったのだが、感慨深い気分になりながら入れていた。

(「はいほー!」はこの曲で一番忘れやすいコールだったりする。但し特徴的な部分なので揃ったのだろう)

エタハモで体力を使い果たしゼェゼェ言っているところに『わちゅごなどぅー』。にじたびはライブ参戦歴から除外したのだが、東京/福岡/札幌の計7公演に参加した。当然この曲はバチバチに仕上がっている。

隣の連番者には悪いと思いつつ、サビの振りも加えて全力で踊った。非常に楽しい時間だった(後でしっかり謝った)。

次に印象に残ったのは『Let's Sail Away!!!』
この曲は知らなかったのだが、ほんわかとしたメロディーで進んで行く楽曲に加えて後ろで流れている映像も良かった。七海ちゃん可愛い。

『WE WILL!!』では我らが部長こと嵐千砂都(岬なこ)が他コンテンツの三人を引き連れているのに感動した。ライブ参戦歴こそないものの、スパスタは制作発表時点から知っているし、愛着のあるアニメだ。
大きく育ったな、ちぃちゃん……

『ラブレター』では「この曲知ってる!!!」となった。
この曲が収録されているデレステはリリース直後にインストールしたし、当然『ラブレター』も何度もプレイしている。
こちらも聴いていて非常に懐かしかった。

連番者と「いい曲聴けたね」と話していたところに始まった『Dream with You』。虹ヶ咲の楽曲は一瞬で空気を変えられる。この時もざわっと会場が湧き、皆がステージに釘付けになっていた。

あぐりが虹ヶ咲のセンターとして堂々のパフォーマンスを見せた後、『Butterfly』『ツナガルコネクト』に繋がっていく。正直「他のコンテンツに食われたらどうしよう」と思っていたが、杞憂だった。
虹ヶ咲の底力を見せつけるステージになっていたはず。

カッコいい曲のパートでは、まず『abyss of conflict』が印象に残った。磯部花凛さんは抜群に上手いしキャラ声で伸びのある歌声を出せるのも凄い。
八巻さんは力強いし、希水しおさんもかなり歌いこなせていた。

4年前見た時は「歌唱力ユニット」という感じはしなかったのだが、明らかに化けている。やはり令和最強ミュージカルアニメこと「ヒーラー・ガール」に出演したことが磯部さんを覚醒させたのだろうか。

パフォーマンス面でアンティーカに唸らされると思っていなかったので、不意打ちで殴られた感じ。非常に感心させられた。

既にアンティーカを褒めちぎった後で何なのだが、シーズの『OH MY GOD』はもっと凄かった。楽曲が強いだけではなく、二人とも本当に歌が上手い。

特に紫月さんは音程の正確さ、リズム感、ダンスどれを取ってもハイレベルで、目を離せない迫力があった。アイマス側にもとんでもない人がいるものだ……

続く『VIVID WORLD』『Eutopia』『決意の光』は前の二組が半端ないパフォーマンスを見せていたこともあり、応援に力が入った。
「嵐珠行けー!!!」「栞子いったれーーー!!!」とか叫んでたはず。

二期加入組の二人にもこういった声援を飛ばせるのは我ながら嬉しい。
『決意の光』はもしかすると初めて聴いたかもしれない。
この日のもえぴはかなり仕上がっていたと思う。私の目から見ても良かったし、終わった後に「栞子いいね!」と言っている人を多く見かけた。
大舞台で結果を出せるのは、正に「アイドルの適性」だろう。
頼れる虹ヶ咲の生徒会長である。

『Jump Into the New World』ではLiella!が明らかに声優ユニットを逸脱しているパフォーマンスを披露していた。
SNSでも書いたが、彼女たちのレベルは声優ライブだけに留まっていいものではないので、TIFなどのアイドルフェスに出演してほしいところ。

最終ブロックで触れなければならないのは、何と言っても『GOIN'!!!』だろう。この曲はコールが揃っていて非常に盛り上がった。アニメ曲は強い。

最初から皆声出ししていたが、楽曲が進むに連れてどんどんコールが大きくなっていったのもクライマックス感があって良かった。私にとってもコールが完璧に出来る数少ないデレ曲なので、ここに持ってきたセトリ担当に感謝したい。

最後は『READY!!』『僕らは今のなかで』を互いに交換する演出。
私は今でこそ虹ヶ咲を追っているが、当時の曲なら圧倒的に765の方が分かる。
そのため『READY!!』の方が圧倒的に大きな声援を送れたのも「ねじれ」を感じて面白かった。人に歴史あり。

そんなこんなで一日目は終了。
直ぐに連番者と打ち上げに行ったのだが、話題に上がったのは「デレのセトリ」「エタハモ/わちゅごな」「虹ヶ咲ソロ」辺りだった。

やはりデレが火力MAXで来たのはどちらにとっても衝撃が大きかったらしい。楽曲が増えすぎて「聞きたい曲が来たら優勝」くらいになってるデレが初日を引っ張る存在になるとは思わなかったが、最年長ユニットとして場をしっかり盛り上げてくれた。

私個人は『abyss of conflict』『OH MY GOD』『Let's Sail Away!!!』辺りの話を結構してたはず。やっぱシャニの二組はインパクト大きかった。そして七海ちゃん可愛い。

帰り際にSNSを見るとTLが色めき立っていたし、誰にとっても凄いライブだったのだと実感。二日目への期待が高まっていく中で、その日は自宅への帰路についた。

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