『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会UNIT LIVE! ~QU4RTZ Fluffy Magic~』レポ:フラスタ編
皆さんこんばんは。
3/18.19に開催される『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会UNIT LIVE! ~QU4RTZ Fluffy Magic~』、昨日のDay1に参加しましたのでレポートを書こうと思います。
ライブ本編、素晴らしかったです。
ただ、今回は私が企画する『中須かすみ/相良茉優様へのフラスタ』が掲載されたので、まずそこから書こうかと。
フラスタ制作について①-完成報告と謝辞-
まずは支援していただいた方向けに簡単な作成経緯と完成報告をしようと思います。
(非協賛者の方が読んでも違和感のない内容にしています)
フラスタに関しては(2/4.5に開催された)『~A・ZU・NA LAGOON~』が初挑戦でした。上の記事にも書いてある通り、持てる予算は全て使ってしまったので当面出す予定も無かったのですが…
『~A・ZU・NA LAGOON~』が終わってから直ぐ、私の中にふつふつと「かすみのフラスタも出した方がいい」という感覚が湧きあがってきました。
決意が固まるまでに1週間程度かかってしまったのですが、今回もフラスタを掲載することに決め、イラストレーターさんの環月紙袋さん(@kanduki_lily 以下紙袋さん)に依頼を出しました。
2月中旬(13日)というタイトな日程にも関わらず快諾していただけたので、流れるようにフラワーデザイナーさんにも注文。
前回と同じく『sakaseru』の宮崎恵美子さんにフラスタの制作をお願いしました。
その後は(私が仲介役となって)3人で制作を進め、最終的に出来上がったものがこちらです。
とても可愛く作れたと思っています。沢山の協賛者の方々にも支援していただけました。ありがとうございました。
今回は初めて協賛者を集めたのですが、スケジュールの都合と参加者数の兼ね合いで殆どが身内になりました。
親交のある人たちと言ってもお金の絡むことですので「5割集まればいいかな」と思っていたのですが、最終的には(声を掛けた)8割以上の方に支援していただけました。大変ありがとうございました。
そしてイラストレーターの環月紙袋さんにはフラスタ全体のデザインや進行管理など、全ての工程においてアドバイスをいただきました。
紙袋さんがいなければ大変難しい制作日程になっていたと思います。
沢山協力していただきありがとうございました。
最後にフラワーデザイナーの宮崎さんには、協賛者を集めてイラストレーターさんともお話をする中で返答を待っていただくことが多く、大変ご負担をかけてしまいましたが、当日は素晴らしいお花を作ってくださいました。
今回も宮崎さんにお花を依頼して良かったと思っています。
私とイラストレーターである紙袋さん、そして支援していただいた沢山の協賛者の方々の想いを最大限に表現してくださり、本当にありがとうございました。
以上で完成報告と謝辞を終わります。多くの方々の協力によって今回の企画を全うさせることが出来ました。このフラスタが、少しでも皆さんの喜びや達成感に寄与することを願っています。
沢山のご支援ありがとうございました。またフラスタ等の制作をする時は、是非協力してくださると嬉しいです。
フラスタ制作について②-楽しかったこと、大変だったこと-
ここからは所謂「フラスタ制作の感想」です。
フラスタ制作において楽しかったこと
一番楽しかったのは、間違いなく「イラストレーターさんとの打ち合わせ」です。
私が依頼させていただいた紙袋さんは毎日複数枚のイラストを仕上げるほど手が早い方なので、ある程度スムーズに打ち合わせが進むだろうとは思っていましたが…
想像以上でした。
具体的には2月13日に相談、2月14日に正式な依頼発注をして、2月15日には大まかなイラスト原案(ラフ)が出来上がりました。
今回は私の表現したい「中須かすみのイメージ」が難解だったこともあり、こちらも小説を書いて紙袋さんの方に読んでいただき、最終的なイラストを仕上げていただいたのですが、この時間が本当に楽しかった。
互いにアイデアをぶつけて上手く統合する機会は中々ないと思うので、本気でフラスタに向き合えている気がして高揚感がありました。
デザインを決める段階は「大変さ」を感じることもなく純粋に理想を追求できるので、多くの人にとって一番楽しい瞬間になると思います。
フラスタ制作において大変だったこと
その繋がりで苦労することも出てきます。
具体的には「支援者を集められるかどうか」や「協賛者ボードはどういう形にしよう」など。
恐らく、やったことがない人でも足踏みする要因になると思います。
私は今回、支援者が思ったより集まったので、事なきを得ました。
協賛者ボードは紙袋さんのアイデアにより、メッセージカードを模したものになりました。
「一から作らなければ…」という思い込みに囚われていたので、アイデアをいただいた時は目から鱗でしたね。「こういう形もあるんだ」と勉強になりました。
こういった「具体的に思い浮かぶ苦労」は(意外と)流れの中で解消されていくので、あまり心配することは無いのだと思います。
寧ろ「流れを作ること」が大変だなと感じました。
主催者は(素晴らしいアイデアをくださる)イラストレーターさんやフラワーデザイナーさんの提案を受けつつ、自らの要望も出していく必要があるので、自分を見失うと直ぐに時間が過ぎていってしまいます。
なので今回は「キャパを超えない」ように努めていました。
それでも最後は「パネル到着指定日、間に合わないかも…」というハプニングが起きたので、想定外は一つや二つ降ってくると考えてちょうどいいのかもしれませんね。
今回の経験を活かして、未来のフラスタ挑戦者にアドバイスを。
今後協賛フラスタに挑戦してみたい方は、自分を見失いようにしつつ、目に見えない(抽象的な)流れを捉えるといいと思います。
若しくは「見える化」するか。スケジュール表を用意して、それを厳格に守れば具体的な目標になりますね。
最後に「フラスタを出す喜び」について書くので、それを見て勇気を出していただければ幸いです。
フラスタ制作における喜び
どのフラスタにおいても言えますが、やはり「最終的にフラスタが完成した瞬間」に喜びを感じます。
全ての打ち合わせが終わり、あとは当日を待つだけの状態になった時に、噛みしめるような達成感とプレッシャーからの解放がやってきます。
多くの人は「現地でフラスタを確認した瞬間」を想定すると思いますが、私の場合、その時は「ふわっと心が浮く」ような感じになります。
実際に見るまではフラスタの存在を確信できておらず、目に入った時にやっと安堵感に包まれるのかもしれません。
入場後のフラスタは「戦友」に近いです。
私の想いが詰まりに詰まっているので、そこにあるだけで繋がりを感じられるくらいオーラがあります。
途中で通りがかったり、最後に帰る時も何か通じ合っているような、姿が見えなくても「そこにいる」のが分かる感じがします。
私は前回に個人フラスタを掲載し、今回は協賛フラスタを掲載したのですが、この感覚はどちらも共通でした。
そして協賛者フラスタ特有の喜びは、やはり「一つ一つ支援が積み重なっていく時」でした。
支援をする理由は様々だと思いますが、私のフラスタに賛同してくださり、ボードに名前を刻んでいただけることになった時、フラスタに懸ける熱意を受け取ってもらえたような感覚になりました。
これは、一人一人変わることはありません。支援の口数が多いと大変嬉しいのですが、そうでなくても、私にとって顔見知りの方でなくても、支援一つ一つが暖かい感情へと繋がっていきます。
私は「協賛者フラスタはやらないだろう」と思っていました。誰かの想いを背負うということが想像できなかったためです。
しかし、今回は「絶対に協賛者フラスタを出そう」と考えて企画をスタートさせました。自らの成果を独り占めするのではなく、沢山の方々の想いを乗せてフラスタを作れたら、どんなに嬉しいことが待っているだろうなと感じたからです。
多くの感情を背負うプレッシャーは、始めてみるとあまり強くありませんでした。
それ以上に、支援してくださった方々の気持ちに応えたいという感情が勝っていたと思います。
支援者の方々の想いが力になり、私がフラスタを制作する後押しになってくれたこと。
それは協賛者フラスタを出そうと決めた時に予感していた、まだ見たことのない「喜びの景色」だったのかもしれません。
今回のフラスタが、支援をいただいた方、現地やお写真で作品を見てくださった方に届き、何かしらの力になってくれるといいなと思っています。
フラスタに関する、とっても個人的なこと
(※読まなくてもいいです)
最後に私個人のことを書いて締めます。
えっとね…何から書けばいいんだろう。
実は今回のフラスタを出すきっかけ(最初の最初)は『QU4RTZ Day2』の申し込みを忘れたことでした。
私の作品を見ていただいているか、SNSをフォローしてくださっている方は知っていると思いますが、私は「せつかす」(優木せつ菜と中須かすみのCP)を愛好し、幾つかの小説も記しています。
虹ヶ咲2期の感想記事を読めば書いてある通り、先に好きになったのはせつ菜で、後にCPの一人としてかすみを選びました。
『QU4RTZ Day2』のBD先行を申し込み忘れたのは、私にとってせつ菜>かすみを痛感する出来事であり、「もっとかすみのことを好きになってあげたい」と考える機会でもありました。
お台場に向かうバスの中で、「お前はかすみのことを何も分かってあげられていない」と自責していた日を克明に思い出せます。
そういうわけで、フラスタを出すのは「もっとかすみのことを好きになってあげられる」良い機会でした。
最初に書いた通り、今回は全く予算がありませんでした。私はSNSの活動を沢山しているわけではないので協賛者の集まりも不透明な上、思いついた時には既に1ヶ月半を切っていました。
ギリギリのスケジュールながら、実は「好都合だ」と思ったりしました。
11月の発表からせつ菜と向き合う時間の中で、逆境に立たされた方がより感情は強くなると知っていたからです。
出来る限り苦労することでかすみのことを考えざるを得ない状況に自分を追い込み、もっと理解を深めようと思いました。
(※これを世の中では変態と呼びます)
フラスタを出すまでに、やっぱり苦労することもありました。失敗も葛藤も抱えました。
それでも、ライブまでに沢山かすみのことを考えて本気で向き合った時間は、私の中に残る宝物です。
『無敵級*ビリーバー』が流れた時、すぐに涙が出ました。大声でかすみに想いを届けようと思いました。
自分の中に生まれたかすみとの繋がり。
それを確信できたことが、今回のフラスタ制作における最大の成果なのだろうと思います。
かすみをもっと好きになってあげられたかな。どうだろう。多分できたはずです。
虹ヶ咲と関わった数年間、私は「せつ菜の味方」であり続けることが出来たと自負しています。
それは誇りであり、コンテンツを追っていく上で最大の達成なのだろうと考えています。
これから同じように「かすみの味方であり続けられる自分」でいられたらいいなと思っています。
未来でもよろしくね、かすみ。
おしまい