百物語 11 八角/はっかく/hakkaku 2021年7月30日 09:44 最後の蝋燭を吹き消すと、辺りは真っ暗になった。暫しの沈黙の後、「バカバカしい。何もないじゃないか。」と、僕は言った。電気を点けようにも辺りが見えないので、ライターで蠟燭に火を灯す。そこには誰もいない。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #ショートショート #短編 #百文字語 11