ピアノを語る(1) ショパン「子犬のワルツ」
普段は大手メーカーの新入社員、noteでは勉強法、ピアノの魅力、バレーボールの知識を発信をしている『角刈りのリョウガ』と申します。
今回は、ショパンの名曲「子犬のワルツ」の魅力について語ります!
個人的にはかなり思い出深い曲です。。9歳の頃に初めて聞いたのがきっかけでショパンにハマり、よりピアノ演奏にのめり込むようになりました。
もしかしたらこの曲を聞いてなかったら、難曲に挑戦しようと考えていなかったかもしれませんね。。
疾走感と華麗さが共存する曲
僕の好きなピアノYouTuber、CANACANA familyさんのリンクです!
この曲の魅力を一言で表すなら、「疾走感と華麗さの共存」です。
テンポの速さが特徴的で、まるで子犬が走り抜けながら踊る様子が想像できますよね。その一方で、単音がポロンポロンという響きはオシャレに聴こえます。
不協和音を織り交ぜた音の響き
変ニ長調のため黒鍵が多様されているのが特徴的ですよね。
さらに大きな特徴があります。右手で弾くメインメロディーが「ソラ♭ドシ♭」を繰り返すんですよね。これに左手の伴奏が加わると、音のハーモニーとしては相性の悪い、いわゆる「不協和音」が表れるのです。この箇所以外にも、随所でこのような部分が現れています。
これを曲の中に織り交ぜることで、響きに多様性が生まれ、華麗な雰囲気を生み出すことができています。
現代でいうとジャズっぽい雰囲気があるのかな?と僕は感じました。聴き手を飽きさせず引き付けるはたらきがあるんだろうなと思います。
これを敢えて混ぜる曲というのはそう多くはありません。作曲もかなり難しいでしょう。ショパンの偉大さに敬服するばかりですね。
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