妊娠中に比較的安全に施工できる検査

・細胞診・組織診
確定診断のために必要である。妊娠・授乳期には乳腺の血流量が増加しているため、血種などの合併症が増加する傾向がある。十分な圧迫が必要である。

・超音波検査
乳房の病変診断と肝臓転移の有無を検査する。

・造影剤を使用しないMRI検査
転移病変の有無を検査する。電磁波の退治への影響ははっきりしていないため、妊娠18週以降で行うことを勧めている文献もある。

・胸部Ｘ線検査（腹部遮蔽をする）
転移病変を検査する。

・ラジオアイソトープ（ＲＩ）を用いたセンチネルリンパ節検査
テクネシウムなどの放射性同位元素を使用する場合の退治被ばく量は、最大4.3Ｇｙと考えられ、妊娠中期以降では危険性は低い。色素法は退治への影響を考慮し、使用しないほうがよいとされている。