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やるべき事をやりたくない時になぜか爪切りしちゃう現象を考察する

先日子ども(6歳)に、お部屋を片付けてとお願いをした時。
私は食器洗いだの洗濯だのをしていて、ふと子どもを見ると、爪を切っていた。

なんで今!と思ったんだけど、そういえば私もそういう時あるなあって。
勉強のために机に向かうけど、どうにも集中できなくて机まわりを片付け始めちゃったりして。引き出しを整理しようと思って開けたら爪切りを発見。そういえば長くなってたわ、と。そうしてどんどん勉強から遠ざかっていく、あの現象。
断捨離を始めたらアルバム見て1日終わっちゃった、とかね。

やらなきゃいけないのに、やりたくない。その心のしんどさを、自然と回避しようとしてたんだなあって、気付かされた。なるほどなるほど。
片付けなんて、こちらからしたら容易い事なのだけれど。
そうかそうか、爪を切っちゃうほどしんどさを感じていたのね。


日々をこなしていく中で、いつも通りができない時がある。
なぜか心がざわめいていて、やる事一つ一つの選択が間違っているように感じる。

そこで、なんで自分はこんなにできないのか、と責めてしまわないことが、とても重要に思える。
そうかそうか、今日はそんな日ね。なるほど、と受け入れる。

そんな日には無理はしない。
心のしんどいセンサーが活発になっているから。
やらなきゃいけない事は、やろう、と思えるまで待つといい。
かく言う私も、洗濯機の中の、干され待ちのあの子たちを放置している。

自分を自分でいさせるのって心底むずいなあと思う。ほんと、自分がいちばん思い通りにいかないしめんどくさい。
でもさ、自分ってすごく、興味深い。

自分を大切にするということを、爪切りが気づかせてくれた。

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