実家がジブリの森になっていた件について
昨日は、父にお願いすることがあり実家へ。
今回は妹も同行。
私は約1ヶ月半ぐらいの帰省だが、妹は母の七回忌にすれ違ったぐらいで、ちゃんと父と会うのは1年ぶりぐらい。
今日、妹の通院もあったため、今回は泊まりではなく日帰りでの帰省だったが、1ヶ月顔を出さないとこんなにも荒れますか・・・というぐらいの実家の草の生えっぷりに、到着早々口アングリ。
社交性のない高齢男性の一人暮らしだと、セルフネグレクトになりやすいのだろうか・・・。
母がいなくなって、生活の面では私以上に父が崩れてしまった。
窓もカーテンを閉めっぱなし。
玄関はチラシで散らかり放題。
こんなとき、自分にもっと生活スキルがあって整理整頓ができる人間だったらすぐに父を助けられたのに・・・と思う。
今の私は「気をつけなよ〜。」ということしかできない。
自分自身のことしか気が回らない。
帰り際、実家近所の同級生の母親が遠巻きにこちらを眺めているのに気づいた。向こうは、どこかに出かけるため自宅を出て車に乗ろうとするところで、同じく車に乗るところだった私に気づいたようだった。
遠くからこちらを眺めている視線を感じただけだが、実家の外観を見れば荒れ放題なのは一目瞭然なので、被害妄想かもしれないが「なんで、お父さんのことをもっと気にかけてあげないの?」と注意されているような視線がすごく痛かった。
私の仕事や病院など諸々の段取りがついたら、夏にもう一度実家に帰ろう。
父には「なんだ、このジブリの森みたいな家は!」とファンタジーに言ったが、一歩間違えばあれは廃墟だ。
できることは限られているけれど、それでも少しは父の生活力をあげたい・・・。
この夏も色々やりたいことと、やるべきことが多そうだ。