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年賀状じまいに思う。

「年賀状じまい」を画策しています。

親戚関係は、こちらからはやめられないから継続。
それ以外の友人関係をまとめて。

いやもう、年賀状はコストがかかりすぎる。

小さい頃は、楽しかった。
版画とか、頑張って作ったもの。木の版は大変なので、ゴム版で。
あとあぶり出しとか。
とがらせた割りばしに、みかんの汁つけて何かかいて、
「←あぶり出しです。何がかいてあるかな?」とかやった。
今思うと、受け取った側困るよね。
「これ火であぶるの?危ない!」って思ったろうな……

昭和の時代から脈々と続いたつながりツール。
元祖SNS(ソーシャルネットワークサービス)と言ってもいいくらい。

でももういいかなー


「普通バージョン」と「年賀状じまいバージョン」を別々に印刷。
親戚を間違って「年賀状じまいバージョン」にしていないか、怖いので何度もチェック。

その後、空きスペースにコメント書き込み。
これ悩みますね。何パターンかに分けました。

① 今後はLINEで!今年は〇〇で会おうね
② 元気ですか?久しぶりに会いたいです
③ こちらにお越しの際はぜひ連絡ください
④ SNS等でまた近況お知らせします
⑤ △△の集まりでお会いできたらうれしいです

年賀状じまいコメント(私)

年賀状を出している人はほぼ皆、遠方。
(近年知り合った人とは、年賀状やり取りしていない)

①は、LINEなどで割とよく連絡を取っている人たち。
「〇〇で会おうね」は近年実際やっていて、実現可能性が高い。

②と③は、まあまあ親しかったけどしばらく会っていない方々。
④は、とりあえずSNSでつながっている方々。

⑤は、過去何かしらのコミュニティ(△△)でつながっていた方々。大学時代のサークルとか職場とか。
しかし「△△の集まり」の実現可能性は低い……

何か、①→⑤に行くにつれ、会う可能性が低くなる気がする。
失礼千万だけど。

ひとつ言っておきたい!というかしみじみ思うのは、
会う可能性が低い人とも、会いたい気持ちがあるんです。

④や⑤の方々も、どうしてるのかな、と思うし。でも、サシで会おうという関係でもない。
共通点であるコミュニティも長いこと集まる機会がなく、とっくに過去のもの。自分が幹事になって人を集めよう!という情熱もない。

そして、SNSで近況お知らせしますといいながら、1年以上更新していないし(noteばっかやってる)……
これからは、正月くらい更新するかな。

いやでも、そうやって物理的にも心理的にも離れた人たちとつながりを維持しても、この先会うことはほとんどないんだろうな。

年賀状といい、SNSといい、
離れた人たちとのつながりって、なんなのでしょうね?
会う可能性は少ないけど、つながっていたい。

心の支えにはなっている。会うばかりが、つながりではないし。このnoteでのつながりも、もちろんそう!
そうやって薄くでもつながっていた人たちと、もし実際会う機会があればうれしい。その時は、すごくご縁を感じると思う。

うーん。でもやっぱり、年賀状はもう厳しい。


そんなことを考えながら。

夫は、年賀状じまいする人にどんなコメントを書いたんだろう? と見せてもらったら


「元気か?」

年賀状じまいコメント(夫)


おい!!!


あぁでも、これはひとつの正解だわ。
私には、できないけどな……


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