「今、此処に在ることに感謝」 #34
一歩一歩の成長というのは、なかなか目に見ることは出来ず、日々の細かい変化を実感することは難しい。
どちらかというと、気がついたらこんなに成長していたんだ?という方が多くて、しかしまたそこに到るまでに多くの人が挫折をし、諦めていくというのが大半であろう。
では、何故志半ばにして、途中リタイアしてしまう人が多いのだろうか。
それは、その先に見る絵を曖昧にしている場合と、そこに対する気持ちの甘さが大きく影響している。
それを明確にするためには、まず「なぜ、そうなりたいのか」というところまではっきりと認識する必要がある。
例えばそれが単純にお金持ちになりたいとか女の子にモテたいとかいった類のものでも構わない。
しかし、その総数が増えれば増えるほど、その気持ちの強度と持続力は強いものとなりやすい。
そしてその過程においては、一筋縄にはいかないということをはっきりと理解すること。
ちょっとの小石に当たったくらいで諦めてしまう人は意外に多いのだが、その時点で想いはその程度といえる。
例えば、それをしなければ死ぬという確実な恐怖を目の前にした時に、その人が心から生きたいと望めば、それに対しての行動力というのは背水の陣でなりふり構わず進むであろう。途中で手を抜くことは、イコール死を意味するとなればそこでの甘えた挫折などは許されない。
今チャレンジしていることというのは、今なりたいと思い描いていることというのは、どの程度までの熱量によって行っているのかということを分析してみると、それを出来ないことがイコール死を意味するほどに熱量かけている人は比較的少ないのではないだろうか。
狂気の沙汰、、、
言葉でいうのは簡単だが、それを実践することは非常に難しい。