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「内なる自分を旅しよう5」 #56

「内なる自分を旅しよう1~4」まででは、2020年4月からの2大変化があったことを記した。

「内なる自分を旅しよう2」

「内なる自分を旅しよう3」

「内なる自分を旅しよう4」


この章では、さらに遡って2019年からの1年間の内なる自分を旅したい。

それまで自営で店舗経営をしてきた私にとって(←これはさらなる遡りで明らかに)、2019年からの1年間は今までとは大きく違う舵取りをした決定的な年だった。

仕事を辞めて、人間関係も断って、主夫になる!と決めたからだ。

この1年間の主夫生活というのは、非常に楽しいものであったとともに、何にもまして大事なことを学んだ。


自由とは自己責任が伴うもの

文字にしてしまうと、当たり前のことだし簡単に思えることだと思うのだが、この主夫生活を通して、これ以上ない学びを得た。

例えば職場だったり、学校だったり、何かに縛られている人にとってすると、もっと時間欲しいな!だったり、何かに拘束されることから解放されたいって思うことはあると思うのだが、

実際そのような自由な時間を手にすると、確実に怠ける。

勿論、その時間を有効に使える人もいるのだと思う。

だが、私自身の話をすると時間をうまく使えず、あっという間に1日1日が過ぎていき、何もしないというだらしない日々が続いた。

誤解がないようにいうと、何もしないといっても自己成長の為の時間がないという意味であって、子どもも3人いるので、それらの主夫的な働きはしっかりとこなしている。

つまり、何かに縛られている時というのは、その時間を軸に有効的に時間を使おう!という発想になるのだが、それらの時間がいつでもあるとなると、後回し後回しにしてしまい結局やらない。

つまり圧倒的な自分が進むべき道が見えている人でない限り、自由とは堕落であるといえる。

ここは自分がその立場になってみて初めて体感した貴重な経験であった。

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