「今、此処に在ることに感謝」 #37
すべては内なる自分との向き合い。
外に答えを求めることはやめよう。
「今、此処に在ることに感謝」 #36 にて、
人は本質的には変わらないから、人を変えようとするのではなく、自分を変えようということを問うた。
なので、私は私、あなたはあなたという根本に立ち返って、
言いたいことを言ってみた。
すると、相手との関係性が変わった。
すべては自分が勝手に作ってきた距離感であり、
すべては勝手に想像していた相手へのイメージであり、
すべては思い込みによる相手への感情だということが分かった。
そう人間関係において、
たいがいの場合が、このケースが多い。
相手のことを理解する前に、勝手にこちらと相手との距離を決めてしまうパターン。
ちょっと返事が冷たかったから、私は嫌われているのではないだろうか。
ちょっと無視されたから、私は求められていないのではないだろうか。
そう思いだすと、それを基準としてすべての物事を見ようとするので、そこで多くの場合、ボタンの掛け違いが起こってしまう。
そして、一度掛け違えたボタンというのは、そのことに気が付かない限り、戻すことが出来ないという永遠ループに入ってしまう。
だからこそ、常に私は私であって、あなたはあなたという関係性でいないと、そこで築かれた関係性というのは、モロかったりする。
無理して付き合う人間関係ほど無意味なものはない。
そう思えた時、本当に繋がれる素敵な人間関係の扉を開ける時である。