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「今、此処に在ることに感謝」 #33

デブの正義論について考えてみた。

デブは何故デブなのだろうか?

日本におけるデブの大概は、総じて過多な食事摂取と運動不足に尽きる。

つまり、全体的な食事量を減らし、それに反して運動量を増やすことで、ある一定以上のところまでは簡単に減らすことが出来るはずである。


しかしながら、体重が減らないし、お腹も日に日に大きくなる一方である。

このまま太りたいわけではない。

むしろ痩せたい。

そのためにしている努力を書き起こしてみると、、、


・炭水化物はなるべく摂らないようにする

 →思っているだけで、お腹空いたら「炭水化物とらな倒れたらシャレにならん」という言い訳のもと、結果的に食べている


・日々の運動を取り入れる

 →決して自分に負荷をかけるわけではなく、汗が出てきただけで2〜3キロくらい痩せたんちゃう?と錯覚して、運動後にいっぱいご飯を食べる


・電車はエスカレーター使わずに、階段

 →日々の運動と同じく、この階段に変えただけで痩せると思っている乙さ


・とりあえず1食抜いてみる

 →その後すぐになんか小腹がすくなとちょっとおやつ程度に食べようとするが、結局とまらんくなりいっぱいカロリー摂取


・1日頑張ってヘルシー食を意識する

 →1日頑張ったから、今日だけはご褒美という日が週の半分以上を占める


・意識的にではなく、必然的に汗をかく

 →汗をかくこと=痩せているという大前提にあるので、それだけで痩せた気になる


とまぁ、控えめにいってもこれだけの超絶勘違いと自分への甘い言い訳を繰り返しているのだ。

そう、それで痩せるわけがない。

だって、それ以上にカロリー摂取してるんだもの。


つまり冷静に考えて、客観的データに基づいてカロリー消費量とカロリー摂取量を比較し、

カロリー消費量 > カロリー摂取量

としない限りは、痩せるわけはないのに、

思惑だけでカロリーを消費したと錯覚し、実際はそれ以上のカロリー摂取をしていることが、デブの常識である。

しかし、デブにとってはこれが正義であり、

この終わりのない葛藤の中で、いつか口開けてるだけで痩せないかな?

と待ちぼうけをくらっているのである。

さぁ!今日も錯覚のカロリー消費をし、それに見合わない量のカロリーを摂取していこうではありませんか!

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