「内なる自分を旅しよう16」 #67
前回のあらすじ 「内なる自分を旅しよう15」
〇社長としての学び2
・後にも先にも、どぶ板営業魂。
・それで5人の想いの伝道者を作る。
社長としての学び3
社長のジレンマとしては、社員へどう社長業を認識し、理解してもらうかということ。
そのポジションについたことのある人でなければ、到底理解しえないので、一言でいうなれば、そもそもが違うものだと覚悟を決め、社長業を全うし続けること以外にない。
詰まるところ、理解してもらう努力はするが、理解を求めないといったところだろうか。
例えば、現場職などは特にそういう傾向が強いが、いつまでも現場にい続ける社長というのは、現場のリーダーであって、社長業のそれとは違う。
現場と違うところで、頭を働かせ、社外との交流を持つこともまた社長業の一つである。(もちろん業種にもよるが)
だからこそ、その現場を任せられる人を育てた後は、現場への想いは勿論誰よりも持ち続けた上で、そこに在籍する社員を如何に活かすかということに頭を働かせるべきである。
その社員マネージメントと会社をどう広告し、間口を広げていく活動をしていくかということ。
ここが主要な業となる。
しかし、現場で働く社員からすると、そのような労働として目に見えない活動というのはその価値を理解することが難しい。
想像が及ばないのである。
そして、その現場からの無言の圧力により、現場職に居座り続けることこそが正義と錯覚してしまう社長も多い。
このサイクルに一度入ってしまうと、その年月が長くなればなるほどに、そこから抜け出すことが難しくなってくる。
この解決策としては、ただただ社長自身が決意することである。
一番大事なことは、社員の目ではない。
他に理解されずとも、高い志のもと会社を成長させ、それによって社員を満足させることである。
目先の満足度に目を向けてはいけない。