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「今、此処に在ることに感謝」 #14

ふと振り返ってみると、最近の自分というのはいかんせん省エネだ。

ちょうど一年前に環境をガラッと変え、人間断捨離をし、それまで十数年没頭してきた仕事を辞めた。

僕自身、学生時代のサッカー以外でなにかをそこまで長い期間続けたことはなかったので、それを辞めるというのは非常に大きな決断であった。

でも、全ては仕事を言い訳におざなりになっていた子育てに力をいれたいと思ったからである。

もっというと、嫁のお母様に子育てを任せっきりだったのだが、あまりにだらしなくて、でも仕事優先で任せているわけだから、それに対してなにも言えない自分が歯がゆくて、、、というところが本音である。


まず仕事を辞めてから、主夫というのを経験してみた!

小学生の長男と、まだ未就学児の次男と三男。

次男に関しては、保育園にいかせていたので、昼間は三男との二人生活が始まった。

そこでの経験というのは、今までバリバリ仕事してきた自分にとっても衝撃だった。

主婦業の大変なこと大変なこと。

本当に仕事しながら子育てしている全ての方達には頭が上がらない。

(私の場合は、嫁のお母様に任せていたので、仕事しながら子育てしていたには入らない)

これは、主婦というのを経験していない人には全くもって理解されないだろうが、慣れないうちとかは特に、自分のホッとする時間を作ることなんて全く出来ない。

気がついたら夕方になって、子どもをお風呂入れたり、ご飯作ったり、食べさせたり、寝かしつけたり、

あっという間に夜になって、次の日を迎える。


念願の子育てに専念できるようになったという意味でそれに対してのストレスとかはなかったのだが、単純に主婦って大変なんだなと思えた。

何よりもそれに対しての対価がないというのは、ばりばりのビジネスマンからすると堪え難いし、こなせないと思う。

だから、オメー俺の金で食ってんだろ!とか陰気臭いことは思わずに、そこはリスペクトオンリーである。


ここで学んだことは、その立場になってやってみないことには、なにもわかりはしないということである。

つまり批評家やコメンテーターは、ビーチクバーチクいう前に、まずやってみなさい!ということである。


この1年というのは、自分自身の在り方を探る上ではとても貴重な1年になった。

そして今、自分が熱くなれる場所をもう一度探そうとしている。

「今、此処に在ることに感謝」して、サイコーに熱く生きる。

これが次のステージへのミッションだ!


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