フライデーナイト閑古鳥
梅雨が明けて初めての週末。
傘を差し、洪水のような大雨の中暗い顔で通勤していた人たちは、夏到来をどう思うのだろうか。
下手をしたら年末まで続く暑い夏にげんなりしてしまうのか、なんでもカビてしまう湿度地獄の終わりを喜ぶのか。
ぼくの周りはさっそくやってきたマジもんの暑さに呪詛を唱える人のほうが多かったけれど、きっと傘を投げ捨て
「summer!」
といって踊るひとも多いんじゃないかと思っていたんだけれど。
今日はめちゃくちゃ暇な金曜日だった。
たくさん仕込んで準備していたんだけど、予約の電話もならず何組かのお客さんにちょこちょことご飯をつくっただけで終わってしまった。
ゆっくり営業なだけに、常連さんからお酒をいただいて飲み進めていくうちに、労働意欲も失われてしまい早じまいになってしまいました。
アルバイトさんもかえって、片付けもそこそこにワインを飲みながらnoteを書く始末。
もうすこし文章を書いて、ラーメン屋で晩酌して帰ろ。