投資詐欺みたいなスペックの人に会った話②【マッチングアプリ体験談 #01】
前回のあらすじ
初めてのマッチングは、投資詐欺でもしてるんかってくらいのハイスペックの方!😳
メッセージを初めて翌日、早速デートに誘われた!😳
なんかペース早くない!?😳
投資話持ちかけられたらどうしよう!?😳
私ってば、一体どうなっちゃうの〜〜!?!?😳
↓前回①はこちら💁♀️↓
どきどき⭐︎初デート
投資話ふっかけられるかも?という警戒心を持ちながらも、ランチデートしてみることにした。
当日の夕方には推し活が入っているので、デートに終了時間がある。
そうするとちょっと安心だよね。強制的に切り上げられるし。
いつもよりちょっとおしゃれをして、待ち合わせ時間に待ち合わせ場所に向かう。
大学生の時に自堕落になりすぎてから遅刻常習犯ネキだった私も、さすがに第一印象を悪くするわけにはいかないので、時間には気をつけた。
ちょっと感じた1つ目の違和感
定刻通りに待ち合わせ場所に着いた私は、
「青いTシャツ着てます👕!」
LINEでそう言う彼を探した。
マッチングアプリの写真は、引きの写真で顔が遠くよくわからなかったから、そう言ってくれるとありがたい。
………………いなくね?????
え????
いなくね……?????
「どこにいますか!?私は黒いブラウス着てます!!」
焦った私は、彼にLINEをする。
そうすると、グレーのTシャツを着た男性が声をかけてきた。
「青じゃないんかい!!!!!!???!!!??」
そんな盛大なツッコミを心の中でしてしまった。
彼が着ていたのは若干青みがかったグレーのTシャツ。
もっとTHE 青とか群青とか水色とか、そういう青かと思った。
色の判別つかないのかな?
この人大丈夫そ?(失礼)
とか思いながら、合流してイタリアンのお店に入っていった。
ちょっと感じた2つ目の違和感
席につき、パスタを注文した。
人見知りではないはずだけれど、改めて初めましての方と会話をするのは、少し緊張した。
話は、仕事の話や趣味の話だったり。
しばらくして、ランチメニューのサラダが届いた。
彼がテーブルにまとめられてる、おしぼりを1つ手に取る。
そして、おもむろにおしぼりの袋を開け、自分の手を拭きだした。
あ、配らない感じ…?
まあまあまあ、おしぼりくらい自分でね、そうだよね、
私もおしぼりに手を伸ばし、拭いた。
私が手を拭き終わり、前を向いた頃には、
さらに彼はテーブルにまとめられているフォークを1本だけ取り、サラダを食べ始めていた。
あー、まじか。
今まで生きていて、おしぼりとかフォークを配らないで、自分だけ先に食べ始める人に出会ったことがなかった。
なんなら私だって配る。
しかも「いただきます」も言ってなくない?
私が少し細かいだけなのだろうか。
もしかしてこの人は、おしぼりとか配ったり、食べるタイミングを意識する環境で育ってないのかな?
こういう人もいるんだなーと思って、会話を進めた。
投資詐欺の真相
結局のところ、投資話を持ちかけられることはなかった。
ランチを食べながら、彼が自分の経歴を話してくれた。
自分とは全然違って、めちゃくちゃにハイスペックだったのと、日系企業と外資系企業の格の違いを知った。
海外の大学で学び、日本に支社を持つ外資系企業に就職し、日本に戻ってきたそうだ。
そのあと転職し、現在はフリーランス。
就職した企業で株を持ち、年収も高いため分譲マンションを買ったそうだ。
まじでぶっ飛びすぎてる。
激務ではあったけど、社会人1年目の年収は800万円だったらしい。
やばすぎ。
同じ業界でも、やっぱり日系と外資系は全然違うんだなと思った。
もう興味津々になっていた私は、聞いてはいけないことを聞いてしまう。
「今っていくらぐらい稼がれてるんですか??」
一瞬彼の顔が引き攣ったのを感じた。
言ってはいけないのはわかっていたけれど、やってしまったーーーー!
それでも彼は答えてくれた。
2000万円らしい。やば。
仕事内容も難しそうだし大変そうだったけど、すごいと思った。
他の会話
他に趣味の話など、他愛もない話をした。
その時ふと彼に、将来の夢はあるか質問された。
そんなこと聞かれると思ってなくて、
「幸せに暮らすこと!あと仕事で1000万プレイヤーになりたい!」
スケールの大きい彼とは釣り合わないであろう回答をしてしまった。
ちなみに彼曰く、日系企業じゃ年収1000万以上は難しいし、1000万稼いでもそんなに幸福度は変わらないらしい。
ささいな夢を打ちのめされて笑った。
ランチは彼が奢ってくれた。
領収書をもらっていて、個人事業主っていいな〜と思った。
私の推し活の時間まで、一緒に雑貨屋を見て回った。
そういえば、恋愛関連の話は一切しなかった。
ちなみに推し活は、東京リベンジャーズの舞台を見に行った。
マイキーとドラケンかっこよかった。
その後
彼と別れた後、すぐさまお礼LINEをいれた。
相手からもすぐLINEが返ってきた。
違和感を抱いたり、こちらから年収を聞いてしまったので、恋愛に発展はしないかなーと思っていたが、
「またお会いできると嬉しいです☺️」
とLINEを送ってみたら、
「是非〜!」
とLINEが返ってきた。
翌朝も、他愛もない話のLINEが来たので返信したが、
そのメッセージが既読になることはなかった。
アプリを教えてくれた友人に、今回の出来事を報告した。
「え!?次のデートの話にならないとかあるの!?」
ヒイィィイン!!!!!!!😂笑
でも、大丈夫。
恋愛感情はまだ抱いていなかったし、
同時進行しているので、一人欠けたとてどうってことない。
一人途切れたら、また新たな人とマッチングすればいいだけの話。
また、その頃、私にはメッセージのやり取りを同時進行する人たちの中で、気になっている人が別にいたのだ。
当時やりとりしていたのは彼を含めて3人。
残りの2人にも会った。
その時の体験談は、次回に続く───
↓次の体験談はこちら💁♀️↓
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