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2022/10/24 晴れ

 僕は小学校3年生の頃からバスケ部に入っていました、ひとつ下に1人後輩がいてあとは年上でした。僕が4年生になった夏に先輩の万引きがバレて、部活停止をくらったことがありました。大半の6年生と万引きで得たものをもらった数人がこっぴどく怒られていました。僕は嘘をつきました。嘘をついてこの事件には一切の関わりはないことにしました。

 まだ万引きがバレてない夏の日に、僕が外で遊んでいるときに6年生の先輩たちに会いました。6年生の先輩から、お菓子やジュースをかなりいただきました。小学生のお小遣いでは買えない量だということは小4の僕でも気づいたはずです。そして、それから目の前で万引きを見ることはなくても、たくさんのお菓子を持っている先輩を見ていたはずです。よくないとは分かりつつもお菓子をもらったこともあったと思います。なのに僕は一切知らなかったとゆうふうに振る舞ったのです。

 僕の弱さはそこにあります。先輩に注意できないとはいえ、お菓子を貰わないことはできたはずです。
 僕の中でこの出来事が大きな自分を知るきっかけであり、戒めにもなりました。しかし、この経験を経て、中学高校と上がっていく中で友達が間違ったことをしたときに注意をすることができたでしょうか、間違ったダチのケツを蹴れるような人間であったでしょうか、今振り返って僕はそうであったとは言えません。あの頃のように気づかないふりをしていたかもしれません。この先も、もしかすると間違ってしまったダチのケツを蹴れないかもしれません。なので僕は僕が間違ったときに自分のケツを蹴れるように柔軟体操をします。

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