テレビが壊れてからのテレビ無し生活
ある日テレビが壊れた。
電源が突然入らなくなったんです。
新しいものを買おうかと考えたんだけれど、今時見たいものはネット環境を使えば見れるし、この際テレビ無し生活を始めてみようかと思い立ちました。
そしてテレビが壊れた翌日。
いつもなら毎朝ぽちっと電源オンするけれど、今朝はできない。
いつもある音がない。
シーンと静まり返っている部屋の不自然さ。
なんだかテレビからの音の華やかさがなくなって、いつものリビングが暗くなったように感じてしまいました。
普段は明るい光を放つ大きな画面が、真っ黒で重圧感を感じてしまって。
でもこれも慣れるはずと、寂しい気持ちに蓋をして朝食を作る。
どうやら子供たちも違和感があるようで、なんだかつまらなそうでした。
しょうがないんだよ、とりあえず壊れちゃったから。
決してポケモン見せないとか、見すぎだから取り上げとかそんな罰みたいなこととするつもりじゃないよ。
見たいときはちゃんとパソコンで見せてあげるからね。
子供たちの前では結構平気なフリしてた私も、実は違和感ありありだったんです。
なんか寂し~って。
朝だけじゃなく一日中そんな感じでした。
そしてあれから約2週間。
慣れました。
朝起きても特に違和感なし。
グーグルホームなどで音楽を流しながら朝の支度をして、携帯で少しニュースやSNSをチェック。
子供たちには積極的にパソコンを使わせ始めました。
描画ソフトやプログラミングサイト、マインクラフト、Youtubeなど。
結構な時間やってるけど、今までリモコン抱えてチャンネルザッピングしてる姿を思い出すと、なんだかずっとこちらの方が能動的に感じる。
なんだろう、あのソファに横になって大して見たくもないテレビを時間潰しとして見ている姿を見ていると、「何かが違う」と思わないではいられなかった。
いや、リラックスすることを否定はしていないんです。
ダラダラするの、大事大事。
私もダラダラだし、意図的にそうしてるというか。
テレビの視聴の仕方に関しては私も子供たちと同じで、ふと今までのことを考えてみた。
いつもならこの時間何してるんだろう?って。
たぶんチャンネル回して、今頃なんとなくマシかな~って思った番組で止めて見てる時間だなあ。
だけどそのテレビ本当に見たい?
いや、全然見たくない。
じゃあやっぱりテレビ当分やめてみようってことで、私たち親はテレビ代わりとして、配信登録制のストリーミングサービスに加入し、NHKは解約。
今は質のいい海外ドラマとかもあることもわかったり。
そういえば今の時期、大晦日に紅白を見るのが私にとって「ザ・年末」感を満喫するための定番なんだけど、まあしょうがないか。
どうしても見たかったらおばあちゃんの家に行って見てもいいし。
そんな感じで我が家のテレビ無し生活が始まったんですけど、これはネット環境があるから可能だったこと。
携帯やパソコンがあれば、好きな動画を見れる。
パソコンで動画作成や描画ソフト、そしてマイクラもできるし。
しばらくこの生活を続けてみようと思っています。