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テレビ無し生活半年で変わったこと

昨年秋ごろにテレビが突然壊れました。

それから我が家(大人2人、小学生2人、幼稚園児1人)は当初は実験的にという意味合いでも、そのままテレビが無い生活を続けることに。

あれから約半年。

いくつか私たちに及ぼした変化をご紹介します。

必要以上な情報が入らなくなる

当然テレビを垂れ流しにしなくなれば、ニュースなどの情報も携帯端末を介してなどネットに限られてくるので、自分がパソコンや携帯を開かないと以前のような大量な情報が入らなくなってきます。

携帯でブラウザを開いてヤフーやグーグルを見れば、関心のある記事をチラ見する程度。

最近のコロナニュースなども当然自分で取捨選択できるので、いたずらにぼんやりとした不安な気持ちに襲われることもなくなりました。

決められた時間に拘束されなくなる

以前からお気に入りのドラマは週に数本試聴していたので、テレビが壊れる前はその試聴時間に合わせてテレビの前に座る、もしくは録画して観るのどちらかでした。

個人的には、テレビがあるとリアルタイムで試聴したいという気持ちに流されてしまい、放送時間に拘束されるということが多々ありました。

しかし現在はTverをフル活用して、後日都合の良い隙間時間に少しずつ観るということ、しかも隙間時間を利用することが自分のちょっとしたリフレッシュタイムになることに貢献しています。

美味しいコーヒーを飲みながら、一息つくという感じです。

能動的な時間が増える

これは自分だけでなく、子供たちに特に顕著なことです。

以前は横になった大仏のように、リモコン片手にソファに横になってザッピングしている光景を、まるで苦虫を噛み潰したような顔で密かに見ていましたが、現在は当然そのような風景にお目にかかることもなくなりました。

主に小学生の子供たちが勉強以外にしていることは、ゲーム、Youtubeなどですが、ゲームは時間を決めてプレイしていますし、Youtubeも自分で見たいものを選択して試聴しているという点では、ひたすら受け流してボーッと観ているよりはマシのように感じます。

そして漫画や本なども読む機会も増えました。

たまに観るワイドショーにイライラ

両親の家などに行くとテレビは垂れ流しなのですが、ワイドショーなどが流れていてなんとなく観ているとイライラとした気持ちになるようになりました。

なぜかというと、さほど重要でもないような事柄について延々と話し合いが続いていること、VTRが意図的に過激、不安を煽るように編集されているように感じるようになったからです。

もちろん試聴してもらうよう一生懸命のことだと思いますが、以前これを何も感じることなく観ていたのかと思うと、自分の内面の変化に驚くことがあります。

ワイドショーで心がざわざわとしてきたときは、早々とその場を去るなり、あまり耳に入れないように努力しています。

音楽、ラジオを聴くようになった

特に当初のことなのですが、テレビが無いことで部屋が静まりかえりかなり寂しく感じました。

それでラジオをつけて人の声を聴くことにより安心感を得ていたのですが、それと同時期に音楽をスポティファイなどで流して聴くことが非常に増えました。

ジャズなどはとてもいい気分になりますし、最近のJPOP音楽にも関心を持つようになり、昭和、平成の音楽しか知らない状態から脱したことにより、最近の音楽の良さも実感することに。

音楽意外にもNetflixなどの有料サイトで映画を試聴したり、質の良い映画に出会える機会も増えました。

以上メリットばかり書いてしまいましたが、もちろんデメリットもあるでしょう。

しかし、一度テレビ無し生活を経験してみて、一体自分自信にどんな変化が現れるのか実感してみるのも良いのではないでしょうか。

しばらくは我が家はこのままテレビ無し生活を継続することになりそうです。




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