なんで詩が好きでロックンロールが好きで酒を飲むのが好きで女が好きで海が好きで煙草が好きで両親が好きでギターが好きで友達が好きで、傷つくのは少しだけ好きで、歳を越すのは嫌いで、好き嫌いの狭間にいる閻魔大王に全てを問い正したい。滝に打たれる修行僧のように酒の中に身投げしても返事をもらえないことは知ってる。ここまでこの文章真面目な顔して見てるやつはたぶん嫌い。
思っても見ないことって1日のうちにたくさん起きる。前日寝るまでは朝早く起きて白湯飲んで皿洗いとかして、テンション上がったら朝マック食べたいとか思うけど全然できない。
この話をこの間、夜中にちょっと良い女と歩きながら話したら全然ピンと来てなかったし挙げ句の果てに振られた。このことは、お前なんかがそんな幸福求めるんじゃないわよってメタファーだと思い込んでその日は眠った。俺は魅力的な男だから。

この間見た映画で性的にだったり夢みたいな現実に出会った時に興奮を感じると吃逆が出る女の人がいた、純粋にもし自分がそうなると嫌だなあと思った、俺吃逆しっぱなしになるもん、チャリ漕いでるババアのけつとかでもヒックヒック言ってるはず。季節の変わり目にも吃逆し続けてると思う。俺は魅力的な男だし。

これを今クソ寒い街の中でコンビニで買った酒をちびちび飲みながら書いてる、この間読んだ友達の文章が良くてそれを真似して書いてる、指先は冷たいけど心はあったかいねこう言うの。今1人で大声で喋ってるおじさんが横切ったけどそれよりでかい声で文字打ってる。吸い殻のピラミッドができたら帰ろうと思う。ヒックヒック。

この間ギターを買った、まだ一銭も払って無いけどなんとかなると思う、自分と同じ年に作られたギターだからそれに決めた。ちょうどその次の日くらいに親の誕生日で電話した、体に気をつけてと言えて良かった。健康は一番大事だと思う生き延びなきゃいけないし。別れは辛いし。年の暮れが近づいて気温が下がっていろんな記憶が蘇る。
思い出は許すけど、何かを思い出させるトリガー達はやっぱり好きにはなれないよね、それと気づいたことがあって東京は夕焼けが短い。てめえの時間軸がフルスピードなんだって言われたらわかんないけど、夕暮れと一緒に俺の心も暮れちまうぜみたいな感じがないからちょっと寂しい。寂しくなるはずなのに既にもうちょっと寂しい。思い出に耽る時間は長いけど、なんだかんだしっかり時間を重ねていってるっぽくて記憶もだんだん無くなってる気がする。真冬の海に飛び込んだ記憶も遠くの沖へ。あの子元気かな風邪引いてないかな。追伸 俺は今寒くて風邪引きそう云々。

もし朝家を出るときに今日事故で死ぬかもしれんって思ってしまった時みんなならどうする?
俺はある時期に毎日それを思ってて、どうすればそれを回避できるかとか考えてたけど、よくわからなくなって気づいたら、今日俺は死ぬんだって思って家を出るようになった、けどそう言うのって絶対良くないと思う。このエピソードは嘘やけどそう言うことって生きててたくさんある気がする。死にたくねーな。気持ちいいのは良いけど痛いのは嫌や、両方のちゃんぽんならキリストに宜しく。
家帰ろうと思ってGoogleマップ開いたら歩いてた道が家と真逆やった。好き嫌いとか裏表とかなんなんやろうね。こんな魅力的な俺は1人しかおらんはずなのに。寒いな、

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