冬は風呂に入らなくてもいい

冬の寒さは川のほとりに腰掛けて、水面の模様を書き写す。画板に置いた模造紙に次々と帰ってくる優しい思い出達。一人一人に話しかけるようにしんしんと降る小雪。

と、昨日の朝方メモしたままで寝て、昼過ぎに起きてコンビニに行こうと外に出たら暖かかった。本当に寒い日ばかりだったからたまにこんな気候の日があると嬉しい。そんで、坂の多いところに住んでいるから坂や階段に陽の光が斜めに当たっていてすごく良い。

バンド解散してnoteの下書きに鬱々しい殴り書きが溜まってたけどもう関係ないぜ。俺たちはまた新しいロックバンドを組む。飽きもせずやるぜよ。日本の夜明けぜよ。最近坂本龍馬めちゃくちゃかっこいい。

ちょっと前に携帯で録音したフォークソングがあった。毎日こんな棒にも箸にもかからんような曲とか詩を掛け持ちしてたバイトの合間の2時間とかで頭掻きむしってやってたな〜。金なかったな〜。いつまでも歌下手やな〜。今の俺しょぼいな〜。スペルマ〜。

タイムマシンに乗って

時の流れ止めてくれ 
いつも遅れてくる列車のように
走り出したら僕は1人
寂しさにくるまったまま1人

思い出を中心にして
回り続けるよ無くしたばかりの
青春の速さ認めないまま
大人になっていくのかな

だから僕はタイムマシンに上手に乗れない
優しい後悔のおかげで生きていけてる気がするよ

また1人 また1人
かくれんぼは終わること知らずに
さっきまで探してたものが
急に肩を叩いたりもする

恋人よ 夕暮れが
部屋の窓を抱きしめるように 
借り物の時間で生きることが
むしろ幸せだと気づいたよ

だから僕はタイムマシンに上手に乗れない
優しい後悔のおかげで生きていける気がするよ
だから僕はタイムマシンに上手に乗れない
男のくせに泣いてくれたなんて君が笑うから


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