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行政書士試験の現実的に合格するための得点プラン

行政書士試験は300点中180点を取れば合格できます。
60%の正解率で合格できるのです。

そう考えると、簡単だと思いませんか?私も簡単だと思っていました。

※法令と一般で脚切りはあるのですが今回は割愛します。

合格最低点数である180点。

できれば余裕をもって200〜220点を取ることを目標にしてプランニング。そこから勉強に落とし込みました。

具体的な私のプランニングは以下の通りです。

【おすすめ合格点数プラン】

憲法・基礎法学:4/7 16/28点
行政法:15/19 60/76点
民法:7/9 28/36点
商法・会社法:3/5 12/20点

多肢択一:8/12 16/24点
記述:1.5/3 30/60点
一般教養:10/14 40/56点
===================

合計:202/300点中

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細かいところはさておき、私は一般教養の運が悪くて不合格だけは避けたいと考えました。

そう考えると、最低でも200点を獲得したいと思い上記のような計画を立てました。

既存の受験経験者はイメージしやすいと思いますので、ぜひ一度本番で取りたい点数を考えてみてください。

この戦略をミスすると合格まで遠回りになってしまいます。

それくらい戦略は大事だと思っています。

もっとも法律の基礎となっている憲法から取り組むというのも勉強方法の一つです。

ですが、憲法を完璧にする!満点を目指すという勉強方法はおすすめしません。

点数比率でいうと9%しかないカテゴリーに時間を割くのはあまり効率的ではないと考えています。

※憲法のジャンルは最近の出題傾向を見ると司法試験レベルの一般的には正解にほとんどたどり着けない問題もあります。100%正解というのは難しい問題が出題されます。

【行政書士試験・得点プランとざっくり難易度まとめ】

憲法・基礎法学:4/7:難問多い
行政法:15/19 60/76点:割りと簡単
民法:7/9 28/36点:易しい問題多い
商法・会社法:3/5 12/20点:覚えるの大変
多肢択一:8/12 16/24点:行政法で得点取りやすい
記述:1.5/3 30/60点:対策が必要
一般教養:10/14 40/56点:対策が必要だが10問は取れる

合計:202/300点中

だいたいの法令別難易度をまとめてみました。

憲法は昨今難しい問題が多く出題されます。最悪のケースで基礎法学と合わせて7問中3問正解するだけでもオッケーです。

行政法のジャンルは地方自治法には難しい問題が出題されますが、行政手続・不服・事件は暗記すれば確実に15問以上は正解できます。

※地方自治法自体は条例の数は多いですがそこまで難しく有りません。ただ、私の勉強方針として地方自治法を全部間違えても行政手続・不服審査・事件訴訟で満点に近い点数を模試で取れていたので私はほとんど対策していませんでした。

行政書士試験は難易度でいうと民法が一番簡単です。

難易度がかなり低くて初学者でも常識で考えることで4・5問は正解できるのではないでしょうか。

そこまで多くない勉強時間で7-9問正解にもたどり着くことができます。

そうすると本番ではどんなにミスしても7問は正解できるようになります。

商法・会社法は範囲が広いのですが、条文そのままの問題が多く得点源、得意分野にしやすい科目です。たまに予備校では捨て問など言われますが、得意分野にしましょう。

瞬時に正解できる問題が多いのも商法・会社法の特徴です。

記述式は対策をしないと書けないという状況に陥りやすいのですが、対策可能です。

安定して30点以上取ることができるようになります。

一般教養は対策可能です。

むしろ対策をしていない人が多く見受けられますが、絶対に対策すべきカテゴリーです。

運の要素をどれだけ排除できるかも一つのキモになってきます。

こちらが私が現実的に分析してみた結果です。

人によって得意分野や不得意分野は異なると思いますが、だいたい200〜220点を取るためのプランを描くべきでしょう。

たまに受験生で問題を批判する人もいるかと思いますが、そのようなことはやる必要がありません。受かれば良いわけですから。

批判している時間を勉強に割いてください。

悲劇のヒロインぶっても点数は伸びませんからね。

合格するために180点。できれば余裕をもって220点を目指す。

この点数プランは絶対に忘れないでください。

※質問頂いたのですが、点数プランは私は試験一ヶ月前に変えています。模試を解く毎に若干変更を加えていきました。

私の点数の傾向をまとめると、

①記述の点数幅がすごかったこと。
できたときは50点くらい獲得できましたが、記述すべき論点を完全に外して悪くて15点くらいだったことから、記述に期待せず他の科目でもう少し安定した点数を稼ぎたいと方針を変更。

②一般教養も正解数が脚切りギリギリの6問〜12問と波があったこと。
法令科目で合格点をとっても一般教養で足切りになってしまうと笑えません。そこでしっかりと対策をすることで安定して10〜12問と点数が安定しました。

③民法が思った以上にできた
民法がなんとなくこっちじゃねという考えで安定して7問正解できていたことから、民法の勉強時間をごっそり削って行政法と一般教養、会社法に時間を割きました。

細かい論点で言うとかなり勉強時間を割いたりしていますが、最初に立てた点数目標から変えていきました。

そもそも個人によって得意科目は大きく異なるはずです。

足切りを回避しながら180点獲得するだけでいいのですから、皆さんの得意科目・不得意科目によって勉強時間をカスタマイズすることは必須でしょう。

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