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行政書士試験記述式の予想問題を作成してみた10(民法)
前回の、行政書士試験記述式の予想問題を作成してみた9に続けて、今回も行政書士試験の記述式予想問題を投稿していきます。今回は民法の総合問題となります。これまでに出題していない領域や、総則・物権・債権・親族相続にまたがる複合的な問題を投稿していきます。
是非解いてみてください。
注:お手元に六法全書をご用意ください。ご用意できない場合はこちらをどうぞ→e-Govポータル https://elaws.e-gov.go.jp/
予想問題一
問題
甲市内乙地域の住民にて乙町内会が組織されていた。
最近、乙地域内に丙土地を所有し自身は別の市に在住しているAが、丙土地売却の話を乙町内会に持ちかけた。以前より、乙町内会は活動のための集会所、および、備品の置き場として丙土地を利用したいと思っていたため、丙土地を購入して登記を移転することを決めた。しかし、乙町内会は地方自治法260条の2により認可を受けた地縁団体ではなく、法人登記もされていない団体である。また、乙町内会の構成員は、代表個人Aと乙地域住民の10人である。
このような場合において、民法の規定上、乙町内会のような団体を何と呼び、誰の名義にて丙土地の不動産登記をする必要があるか。40字程度にて記述しなさい。
参照条文:地方自治法第二百六十条の二
町又は字の区域その他市町村内の一定の区域に住所を有する者の地縁に基づいて形成された団体(以下本条において「地縁による団体」という。)は、地域的な共同活動のための不動産又は不動産に関する権利等を保有するため市町村長の認可を受けたときは、その規約に定める目的の範囲内において、権利を有し、義務を負う。
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解説と解答
ありがとうございます。私の記事があなたの助けになれば幸いです。