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フリーランス・個人事業主が持つべき4人の友

 どこで出会った言葉なのか、今はすっかり忘れてしまいましたが、人生には3人の友を持つべきなんだそうです。
 その内の2人は医者と弁護士。残りの1人は宗教家だったが、税理士だったか銀行家だったか保険屋だったか・・・。
 いずれにしても、個人で事業をする時に、友人とまでは言えなくても何でも相談できる相手として付き合いを持っておくと良さそうな気がします。
 ただ、私のような小さな個人事業主にとって、新たに関係を築くには少々ハードルが高そうな。
 個人事業主・フリーランスは自分のことを自分で決断できる自由はありますが、不安も常に付きまといます(私だけかな・・・)。
 そこで、先の言葉を残した人の意図を考えながら、個人事業主・フリーランスを支える4人の友を考えてみました。

● 医療関係者
 
医者に限らず、看護師や薬剤師、理学療法士、管理栄養士のように、人の体や健康に関わる情報に詳しい人。
 それぞれの病院や医師の情報にも詳しそうだし、頼りになりそう。

● 法律事務関係者
 弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士のように、法律関係の仕事をしている人。
 事業は様々な法律との関係を無視できません。場合によっては、うっかり法律に抵触してしまうこともありがちです。一方で、法律は数多く、その1つ1つは理解するのが難しい・・・。
 だから、法律に関わる仕事をしている人とのつながりは、個人事業主やフリーランスにとっては重要だと思うのです。
 法律関係の職業にはそれぞれ専門領域があって「踏み越えてはいけないライン」があります。でも専門外の相談であっても、「その問題なら〇〇に相談すると良いですよ」と案内はしてくれる。
 だからどのような専門家でもいいから、少なくとも1人と知合いになっておくことをお勧めします。
(ただし、専門領域に関わる相談は、知り合いであっても相談料は支払いましょうね)

● お金の専門家
 公認会計士、税理士、ファイナンシャルプランナーのように、税金やお金に関わる仕事をしている人。
 事業は順調な時もあれば不調に苦しむこともあります。でも、どんなときにも必要なのはお金。
 順調な時ほど適切にお金を運用し、あるいは管理して不調な時に備えておきたいものです。
 
● 心の専門家
 私は学生の頃に、仏教やキリスト教関係の本を読んでいました。お経や聖書だけでなく、お坊さんや神父・牧師が書いたものも含めてですけど。
 本当は本を読むだけではなく、話しを聞いたり、聞いてもらったりすることも大切なんだと思います。だから「持つべき3人の友」の3番目に宗教家を挙げる人がいるのでしょう。
 現代であれば、宗教家の他に臨床心理士や精神保健福祉士のような心の専門家もありえますね。
 場合によっては、スナックのママや美容師が、そうした役割を果たしていることも。

 以上、「4人の友」というか「4種類の知り合い」を挙げてみました。
 いずれにしても、フリーランスや個人事業主は、取引先とかプライベートの友人に限らず、意識して知り合いを作っておく方が良いのだろうと思います。
 



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