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【2020年版】行政書士で開業、何から用意すればよいか?

「6年前に投稿したブログ記事」について、いまだにアクセスがあるので、最新の知見に基づいて内容をアップデートしてみます。

前回の記事で行政書士として開業するときに必要なものリストの最新版を公開しました。

リストアップした1つ1つはこれから順不同で説明していくとして、これらの中で最初に用意したほうがいいものはどれでしょう?

ちょっと考えてみてください。

行政書士の新人さんが集まるクローズドなコミュニティでは、

「事務所契約(場所)かな?」

という意見が多かったです。

で、私が考える正解、これ最初に用意したほうがいいよ、っていうアイテムは、

「クレジットカード」

です。

理由は2つあって、

1. クレジットカードは申し込みから手元に届くまで日数を要するので早めに用意したほうが良い。

2.クレジットカードは事務所契約を含め、その他のすべてのアイテムを買いそろえるときの決済に使える。

ということを挙げたいと思います。

1. については、申し込みからカードのお届けが超速の楽天カードでもやはり5日はかかりますし、通常のカードは1-3週間ぐらい見ておくのが無難ですよね。

2.については、開業間もないうちは経理さんもおらず、自分で会計処理をすることになるでしょうから、クレジットカード明細を出金明細代わりにしたほうが楽です。

私のオフィスもそうですが、最近はクレジットカードで事務所家賃を払える大家さんも増えつつあることを考えると、家賃も含めて1枚のクレジットカードにまとめたほうがいいですね。

どのカードを選ぶかについては、経費を節減するという観点からはREXカードをオススメしていました。

REXカードであれば利用額の1.75%のキャッシュバックが受けるから、日々使ってるだけで経費削減に繋がる、、、というのがオススメの理由だったのですが、今は還元率が1.25%まで下がってしまっているようです。

今はクレジットカードの還元率にも明るくないので、よりお得なカードがあるかもしれません。このあたりについては改めて深掘りできればと思います。

ともあれ、私の事務所で使っていて、家賃をはじめあらゆる経費を払っていたクレジットカードもこのREXカードです。

当然ながら、経費処理に使うクレジットカードは、普段使っているカードとは別に新たにもう1枚用意します。

プライベート用のクレジットカードで事務所で使う文房具を買うこともないし、事務所用のクレジットカードで自宅で使う洗濯用洗剤を買ったり、ということはあり得ません。

事業のお金と個人のお金とは「混ぜるな危険」です。これは最初から最後まで、創業者であるあなたが確立していくべき習慣です。

クレジットカードを使った経理処理については、

『通帳は4つに分けなさい』

『小さな会社・個人事業者のための「通帳1冊」経理術』

に紹介されていました。

この2冊は、いずれも税理士さんが書いた本です。

通帳4冊がいいのか、通帳1冊がいいのか、読み比べてみると面白いです。

追記1:『通帳は4つに分けない』は、新刊が出ていたのでご紹介します。

追伸:「銀行口座がないとクレジットカードを申し込めないんじゃないの?」

という疑問があるかもしれませんが、そんなことはありません。

クレジットカードを申し込んで、後から引き落とし用の銀行口座を登録することができますし、銀行口座の登録が済むまでは、毎月の代金を振込みで支払うことで継続してカード使用が可能です。

追記2: クレジットカードの次に何を準備するかを記事に書きました。
⇒ 行政書士事務所の開業準備、何を次に用意すればよいか?

次回は、上記の記事をアップデートして投稿する予定です。

追記3:なにかありましたら、ツイッターのDMでお知らせください。

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