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士業事務所のホームページ WordPressを試したい
とりあえずどんなものか試したいという行政書士事務所のHP作成担当の方に向けてです。
私も昔はわざわざWordPressを試すためだけに安いレンタルサーバーを契約して簡単インストールして試していました。
そういったお試しの残骸サイトをたまに見かけますよね。
とりあえず自分でできるかどうか試してみたい人向けに、私の備忘も兼ねて記事を書きます。
Docker Desktopのインストール
WindowsでもMacでもどっちでも良いので、Docker Desktopを入れて動くようにしてください。
docker-compose.ymlの作成
どこでも良いので、「docker-compose.yml」を作成してください。
適当に「wordpress」と名前のついたディレクトリでも作成して、その中に放り込んでおきましょう。
作成したら中身の編集
何かのスタートガイドキュメントでの拾い物
version: '3.9'
services:
db:
image: mariadb
volumes:
- db_data:/var/lib/mysql
restart: unless-stopped
ports:
- 3307:3306
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: rootpress
MYSQL_DATABASE: wordpress
MYSQL_USER: wordpress
MYSQL_PASSWORD: wordpress
wordpress:
depends_on:
- db
image: wordpress:latest
volumes:
- wordpress_data:/var/www/html
ports:
- '8000:80'
restart: always
environment:
WORDPRESS_DB_HOST: db:3306
WORDPRESS_DB_USER: wordpress
WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress
WORDPRESS_DB_NAME: wordpress
volumes:
db_data: {}
wordpress_data: {}
インデントが大切なので崩さないようにしてください。
WordPressの起動
ターミナル(Windowsならパワーシェルかな)を使って、cdを駆使して作成した「docker-compose.yml」があるディレクトリまで移動します。
ls使えばファイルがあるかどうかわかるよ
ファイルが存在するディレクトリで、
docker-compose up
はい、これでもうローカルサーバーが立ち上がって、WordPressが使えます。
別のローカルホストでmariadbも立ち上がるので、もう準備完了
簡単でしょ?
あとはターミナルに表示されたローカルホストのアドレスにブラウザでアクセスすれば、WordPressの初期設定画面が起動しています。
終わったら
Docker Desktopを使っているので、GUIで止めてしまいましょう。
自動的にコンテナが出来上がっているので、四角ボタンで止めればオッケーです。
再度立ち上げるときは三角のスタートボタンを押せばコンテナが起動します。
結局WordPressってどうなのよ?
WordPress信者は多いですが、正直私はフロント周りが大嫌いです。
使うテーマによって設定できたりできなかったり、かゆいところに全く手が届かない印象。
提供されていること以上のことをしたいならソースコードを読み解くことから始めないといけなく、イライラしてきます。
ただ、Rest APIが標準で実装されているので、フロントを別で作るのはありです。
今、私の行政書士事務所のホームページもSSGでフロントを作ってバックエンドをHeadless WordPressにしようと作業しているので、この使い方ならかなりアリです。
Jam Stackってやつですね。
SSG(静的サイトジェネレーター)は、HugoとAstroを使いましたが、Astroが最高です。
参考サイト
Dockerの公式でもWordPressのドキュメントありましたね。