見出し画像

行政書士試験に短期合格(2ヶ月半)

私は行政書士試験を2ヶ月半で突破しました。
結構な短期合格だと思いますが、無職になり試験勉強に全てをかけることができたので、合格を果たすことができました。

一応、法学部出てるので用語に抵抗はありませんでしたが、10年以上前のこと、もう覚えておりません。
ちなみに3流私立大学卒業が最終学歴です。
それに私の専攻は刑法で、行政書士試験の科目に存在しません。

私の合格体験記は行政書士の情報サイトを作成して、そこに書き綴りました。
結構な分量です。お読みいただければ幸いです。
行政書士で生きて行くための情報を発ししていこうと思いって作成しました。

使用した教材の紹介

このnoteでは使用した教材を反省点を踏まえて紹介したいと思います。

基本テキスト

TACの独学道場(みんなが欲しかったシリーズバージョン)を申し込んだので、これがメインの教科書となりました。
TACといえば「合格革命」でも、初学者用にやさしい(優しく見える)教材も用意があります。

正直言ってこれは失敗でした。
こういった初学者に向けた教材は、分かりやすいというよりも内容を少し薄くして、カラフルにして、かわいい絵をつけて言い回しをちょっと優しくして分かりやすく見せています。

もう一度試験をやり直すなら、同じくTACから出ている「合格革命」を使います。
なぜかって? 行政書士試験においては、これ以外にテキストを買い足す必要がないからです。
どうしても、試験中盤になってくるとテキストの内容が足りないのではないかと不安になります。
しかし、合格革命は試験に合格する知識量を十分にカバーしているので、基本テキストをこれ以外に買い足す必要はありません。

問題集・過去問

独学道場で使われているみんなが欲しかったシリーズ

過去問とオリジナル問題が合わさった問題集で、これを解くことで基本分野の理解度を上げることを主眼にしていますが、圧倒的に分量が足りないので結局買い足すことになってしまいます。
みんなが欲しかったシリーズの存在意義が私には分かりませんでした。
同じ出版元のTACですし。

これも合格革命のテキストに合わせて合格革命シリーズを使っておけばいいと思います。
テキストに沿って問題に慣れるための基本問題集、過去問の肢別問題集と記述の問題集で大丈夫です。
これ以外、買い足さなくて大丈夫です。

判例集

今まで存在意義がわからないとレビューしてきたみんなが欲しかったシリーズですが、実は判例集はなかなか使い勝手が良かったです。
判例問題が出てくるたびに読んでました。
これ以外に選択肢がないということもありますが。

1番のおすすめ本

私が行政書士試験を通して、一番自分の実力アップに役立ったと感じたのが行政書士試験六法です。
最後の3週間、死ぬ気で条文と向き合いました。その時に役立っとのがこの本です。
行政書士試験に特化しているため、余分な情報も少なく、試験に役立つ情報も散りばめられています。
行政書士試験で求められているのは、過去問の暗記ではなく、基本的な条文をしっかり理解して、それを使いこなすことです。
そのためには、テキストや過去問の肢を暗記するのではなく、根拠条文にしっかりと向き合い、それを使用するという意識で勉強するのがいいと思います。
もちろん、暗記力が高かったり、試験エリートの方だと肢別問題集の大量回転丸暗記で試験を突破できるのだと思いますが、私にはその方法は無理でした。
詳しくは、行政書士情報サイトで書いた合格体験談をお読みください。

終わりに

上記でオススメした合格革命シリーズ、判例集と試験六法があれば十分です。
これだけでもかなりの分量です。
これ以上買い足しても消化不良でどれも中途半端になってしまいます。

ちゃんとした予備校のフル講座でテキストや過去問があれば市販の教材は買い足す必要もありません。
予備校は情報漏れがあると生徒に突っ込まれたりするので、知識量的にはかなりカバーしているはずです。
私が買った独学道場のような中途半端な予備校教材はやめましょう。

予備校に頼るならフル講座を受講してそれを信じる。(特殊な講座は避けましょう。行政書士ならアガルートかLECが評判が良いのでその辺りを選べば間違いありません。)

独学するなら上記で紹介した合格革命シリーズを中心とした学習にして、余分なテキスト、問題集やテクニック本に手を出さない。

合格しても行政書士という資格の性質上、稼ぐのは大変ですが、自由業としての面白さがある職業です。
行政書士を目指している人はぜひ頑張ってください。

合格後の開業のための情報をどんどん追加して行くので、合格後は行政書士としての道を考えるために参考にしていただければ幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!