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アトラクション苦手人(にがてんちゅ)がジュラシックパーク・ザ・ライドに乗ったゾ
こんにちは。羽田京子です。
今年入って初めての更新です。舐めてる。
毎回のことですが、過去の記事への反応をどうもありがとうございます。
引き続きまったり更新します。よろしくお願いします。
さて、今回は、先日友達とユニバに行き人生初の「ジュラシックパーク・ザ・ライド」に乗ってきたのでそれのレビューです。アトラクションの大ネタバレをしているので嫌な方は読まないでね。
「ジュラシックパーク・ザ・ライド」って何〜?という方はこちら⬇️
https://www.usj.co.jp/web/ja/jp/attractions/jurassic-park-the-ride
簡単に言うと、ボートに乗って恐竜を見にいくアトラクションです。
羽田は「ジュラシックパーク」という作品が大好きなので、映画を初めて見た時からずっとこれに乗ってみたかった訳なのですが、
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てめぇ...
何を隠そう、羽田は致命的に「落下」を伴う絶叫アトラクションが苦手です。
多くの苦手人(にがてんちゅ)がそうであるように、あの内臓がフワッとなる感覚を快楽と捉える事ができません。
とはいえ、原作のBGMを聴きながら恐竜を間近で見る事のできる機会を逃す訳にもいかないので乗ってきました。
ちなみに一緒に乗ってくれた友達の絶叫耐性は以下の通りです。
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なんていいバランス。以下のレポにはこの友達も登場するのでよろしくお願いします。
それでは時系列順に振り返っていきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100547238/picture_pc_4b20792f9603e3e1981e04ce445faf5b.png?width=1200)
2023年3月11日、午前9時半頃、念願のジュラシックパークエリアに入場しました。
ジュラシックパーク・ザ・ライドは120分待ち。
乗るためには2時間待つ必要があるのですが、苦手人にとってこれは嬉しいボーナスタイムです。
(気持ちを整える時間は長ければ長いほど良い)
嬉々として待ち列の最後尾に並びます。
並びます。
ならび...
並んじゃった...
この瞬間、たしかな喪失感が心に生まれます。
並んだ以上は乗らなければならない。たとえ120分後の出来事であっても「乗る」という未来が確約されてしまった。
そんな事を思います。一緒にいたりとネキも「うわぁ並んじゃった」と言っていたので苦手人の絶望ポイントって一緒なんだなと思いました。
乗り物が見えないほど長い列に並んで、ここからはしばらく待ちの時間です。
友達とおしゃべりしたり、写真で遊んだり、インターネットサーフィンしたり、遠足のバスのような楽しい時間が流れます。
同じ苦手人であるりとネキも楽しそうに過ごしていました。
羽田もワイワイやってるつもりだったのですが、心には...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100548562/picture_pc_3d0d7065bc1a0212c08d9da30ea1b1e1.png?width=1200)
この後ジュラシックパーク・ザ・ライドに乗るという不安が!
なんか周りが楽しそうだと「この瞬間不安なの私だけか...?」と思って心臓がギュウとなったりします。結局120分間で心を整える事ができてなくてワロタ。
それでも、待ち列の途中でめっちゃ頭上を通る「フライングダイナソー(プテラノドンに掴まれて空中を漂うアトラクション)」の民の存在、時々アナウンスで「グラント博士(パークの主人公)」への業務連絡が流れる事といったジュラシック要素に歓喜もしました。
公式のテーマパークにやってきたという高揚感もあるんだからやめらんねぇよな。
そんな感じで90分程並んでると、これから乗るボートが見える位置にまでやってきました。
同時に「乗る」「落ちる」という未来もくっきりと見えてきます。
絶望ポイントです。苦手人が騒ぎ始めます。
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各々の騒ぎ方です。
りとネキは「怖い」という感情をなるべく解こうと言語化するタイプ、羽田は怖さにのまれるタイプである事が分かりました。
(得意人の2人はずっと楽しそうです)
りとネキが言う「落下時間は3秒(インターネット参照)」を鵜呑みにして、周りに励まされながら列を進んでいきます。
途中、よく考えたら原作に全くない「ティラノと遭遇したあとの落下」という恐怖に見舞われなきゃいけない理不尽に腹を立てたりもしました。限界原作厨。
ついにボートまで辿り着くと、4人で横並びになって座る事ができたので、苦手人2人を得意人2人が挟み込む構成でいくことにしました。
(イヴ 羽田 りとネキ あらたに の席順)
この時、やさしいキャストのお兄さんが「どこ座りたいですか?」と聞いてくれたので、代表者みたいなツラで「怖くないとこがいいです」と答えました。
その結果、4人でボートの真ん中の席に案内されました。
イヴに「恐竜間近で見れないけど良いの?」と聞かれましたが、恐竜どうこうより待ち受ける3秒の恐怖の事で頭がいっぱいでした。
いよいよボートに乗り込むと、なんと苦手人2人の前に5~6歳くらいのお子様2人が乗っていました。
苦手人にかける言葉ランキング2位(当社比)「あんなに小さなお子様も乗ってるんだから大丈夫だよ」をこんな眼前で再現されるとは思っておらず笑いました。
お腹のベルトをしっかり下げ、片手はイヴと繋ぎ、もう片手で手すりを握りしめます。
羽田はダメそうなアトラクションに乗る時、「人と乗っている安心感」と「安全」の両方があって欲しいのでこれがベストな姿勢です。
ついでに隣で明るく喋っていてくれる人材がいたらすごく助かるので、イヴさんが隣にいると本当に安心したりします。いつもありがとな...(ここで言うべきじゃなさすぎる)
昔インターネットで見た「フワッと感を抑える姿勢(背筋と足を伸ばし、床を踏みしめる)」もこの時実行します。
ボートが進み、「JURASSIC PARK」のゲートが見えてくるとアナウンスが始まります。
「時間、それは悠久の流れー
その流れを遡り、この青い惑星が時を刻み始め
て間も無い頃、人類がまだ誕生していない時代
へお連れしましょう。
巨大な生物が地上をのし歩いていた時代、
ようこそ、ジュラシックパークへ!」
良すぎるだろうがよ
原作には全くないアナウンスですが、もしジュラシックパークが開園していたらきっとこんなアナウンスがかかっていたんだろうなと思うと胸が熱くなります。
アナウンスが終わり、ゲートが開くと「ようこそジュラシックパークへ」のBGMがかかり始めます。最高です。
そして...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100555437/picture_pc_ad605c63411e4f5f5fc5e17c9404624f.png?width=1200)
ブ、ブ、ブラキオサウルス...(涙)
絵が雑すぎるのは許してほしい。
完全にジュラシックパークの始まりでした。
グラント博士との座標が重なり、思わず涙。
映画史上初のCGを使った歴史的大作ジュラシック・パーク。
当時映画館でこれを見た人達はグラント博士達と同じように唖然としてブラキオサウルスを見上げたそうな...
ちゃんと一発目にこの子が来てくれて、気分は最高潮になりました。
その後も草食恐竜たちの楽園が続きます。
しかし恐怖の3秒の事もあって情緒がモチャッとなっていたので詳細をあまり覚えてません。
いろんなきょうりゅうたちがいてたのしかったとおもいます。
そして、ボートがついに恐怖の3秒エリアにさしかかります。
「これから落ちるやで^^」といった感じの坂道を昇っている間、手すりを掴んでいた片手でりとネキとも手を繋ぎます。
つまり、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100556495/picture_pc_80fe0de5121076afd12d646503855d42.png?width=1200)
手すり掴めない
ダメそうなアトラクションで手すりを掴んでいない事が無かった羽田、死を感じます。
しかし無慈悲に進んでいくボート。
久しぶりに「なんかもういっか」と思いました。
そして
ついに
ティラノさんとご対面
したんですが、その後の恐怖の事で頭がいっぱいで、目視確認程度にしかティラノさんを見れませんでした。きっとそういうものなんでしょう...
からの落下。
「本当に3秒なのか」を確かめるために声でカウントする予定だったのですが、すぐに悲鳴に変わったので「3」と言って終わりました。
ただ数字の「3」を叫んだだけの存在になって悲しいです。
落下に関しては、すごい距離を落ちたという自覚はあるのですが、本当にあっという間でした。
フワッとしたかも分からない。
なにも、なにもわからない...
多分たのしかったです。
落ちた後は、結構な勢いで水がかかってきます。
ひとしきり濡れた後、爆笑。
恐怖から解放された安心感と、水の勢いで思わず笑ってしまいました。
なんて幸せなアトラクションなんだ。
あと個人的ハイライトとして、
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濡れた後に、外から見てる一般人(いっぱんちゅ)の方々がすごく手を振ってくれていてほっこりしました...
あちら側はただ反応が欲しくて手を振ってるだけだと思うんですが、恐怖を乗り越えたこちらとしては「おかえり」と出迎えられた感じがあって、すごく、あたたかかった...
生還したよ...!
というわけで結論は、
クソたのしいや!
これに尽きます。
パークに入る時の高揚感、やさしい草食恐竜と過ごすヒーリングタイム、そして、恐怖、恐怖からの解放といった、まさに「ジュラシック・パーク」の始まりから終わりまでを楽しめる良いアトラクションでした(PR)
特に初見の感動と爽快感はなかなかのものだと思う。
是非これを読んでる苦手人の方がいたら、「羽田でも乗れたんだから大丈夫」と思って乗ってみてくださいね。
ちなみに、もうひとつの絶叫アトラクション「フライングダイナソー」は待ち時間が最低3時間だったので諦めちゃいました。
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また次行く機会があったら乗ってレポを書こうと思います。ジュラシック・ワールドの最悪疑似体験ができそうできっと良いと思います。
それでは今回はこの辺で。
また何か書きたいこと見つかり次第更新します!
最後まで読んでくれてありがとう(配信者)
またね〜