書籍紹介 『カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』
今日紹介するのは「業務ハック」という業務改善の手法のもとになっている「アジャイル開発」という開発手法の理解が進む書籍です。
『カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』 市谷 聡啓 (著) 新井 剛 (著)
「アジャイル開発というものに近い身であるから。」という側面を差し引いても良い評判を沢山目にしていて、アマゾンレビューでの評価もとても高いので間違いないはずだと確信をもって読んでみました。
実際期待通りで、物語仕立てで進んでいく構成によって、何故その方法が必要になるのかという意義の理解と実践イメージが付きやすく実践していく上で必要になるであろう「理解」と「熱意」を生む書籍だと感じました。
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私が「業務ハック」に役立つ書籍として今までに紹介したものはIT業界の人に向けた書籍も多いと思います。
「業務ハック」はIT業界で広がっている思考を業務改善の場に展開したものですし、そういった思考は様々な場面で活用出来るものだと考えていています。
今回の書籍を始め、紹介してきた書籍は、業務ハックを行いたいと考えている人にとっては知らないことが多く理解しづらい点もあるかと思います。
全部理解しなくても視点を広げるというぐらいのつもりで読んで頂ければ良いなぁと思っていますし、もし気になった点があれば私に聞いてもらえれば責任もってお話しますw
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書籍本体に関係ない話ばかりで申し訳ないのですが、「考え方が活用できる」というのは私は実体験として感じているのでその話をさせて下さい。
(書評が気になる方は是非レビューやtwitterで検索してみて下さいw)
私がもともとIT界隈の書籍を読むようになったのは仕事とて興味があったからではなく、全く別の視点から共感を持ったのがきっかです。
私はバスケットをやっていて、大学の時に「良いチームを作りたいなぁ。」と考えることがありました。
スポーツ学のようなジャンルから学ぶのが通例なんでしょうが、サークルということもありスポーツで生きていくことの無い人の集まりを前提としていたので「良いチーム」の定義が違うだろうなと感じていました。
そんな時、ビジネス書に書いてある組織づくりの方法に興味を持ち、中でもIT業界の話に共感を持つことが多く読むことが増えたなぁと記憶しています。
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とうことで今日は書籍の紹介と身近に感じなくても「IT業界の書籍を読んでみてほしい!」という意味を込めて活用できる場面があるという話をしてみました。
業務改善に携わる方々はぜひ積極的に読んでみて下さい! では〜。