2023年12月に京都検定2級合格。
2024年12月は仕事のため、1級不受験。
2025年12月に1級受験を目指します。

六道珍皇寺 平安京の東の墓所であった鳥野辺の道筋
 小野篁が夜毎に冥府通い。その為の井戸。
 六道の辻。お迎え鐘。
 ※六波羅蜜寺の東、祇園の南、清水寺の西

大覚寺大沢池 平安時代初期 嵯峨天皇(52代)の離宮『嵯峨院』の庭園
 唐の洞庭湖を模して造られた日本最古の庭池、林泉。日本三大明月鑑賞地
 名古曽滝跡(なこそのたき)
 藤原公任(きんとう) 小倉百人一首 55番
 「滝の音(おと)は 絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」

朱雀大路 九条大路の中心に羅城門。そこから北へ二条大路の朱雀門まで。
 現在の千本通。東寺の幅は大路小路で最大28丈(84.8m) 
 ※1丈=10尺(303㎝) 1尺=10寸(30.3㎝) 1寸=3.03㎝

鴻臚館(こうろかん) 平安時代の外国使節の接待、歓迎施設。
 初めは羅城門(九条通)の東西に設置。東寺、西寺創建のため移転。
 朱雀大路(現在の千本通)と七条通の交差する東西へ。
 西鴻臚館趾:JR梅小路京都西駅すぐ
 東鴻臚館趾:角屋もてなしの文化美術館北側
 鴻臚館は大宰府(福岡)、難波(大阪)にも設置

延喜式(えんぎ) 平安中期(905~約20年かけて編纂)律令の施行細則
 律≒刑法、令≒行政法 式≒施行細則
 延喜5(905)年、醍醐天皇(60代)が藤原時平に式の編纂を命ずる。
 原本は存在しない。写本は大治2(1127)年は河内長野の金剛寺
 延喜式神名帳(巻9)、延喜式(12残巻、14巻、16巻)
 九条家本は27巻

神泉苑 (二条城から南方向)
 延暦13(794)年、桓武天皇(50代)により禁苑として造営。
 禁苑とは宮中の庭園。大内裏の東南に接する場所。
 平安時代「二条の南、大宮の西、三条の北、壬生の東」
 祈雨修法(きうしゅほう)の地。東寺の空海、西寺の守敏

平等院 宇治橋より南。宇治川を挟んで宇治神社、宇治上神社。
 永承7(1052)年、藤原頼通(よりみち)が父、道長の別業(別荘)を
 譲受け、仏寺にしたのがはじまり。
 藤原道長は万寿4(1027)年に亡くなる。
 永承7(1052)年は末法最初の年。平等院に、大日如来を東向きに安置。
 天喜元(1053)年、阿弥陀堂創建。
 定朝(じょうちょう)作、丈六の阿弥陀如来坐像(約2.8m)
 ※丈六=1丈6尺(≒4.8m)=立像。坐像だと半分(約2.4m)
 ※定朝。仏師として初めて僧侶の位「法橋(ほっきょう)」「法眼」に
 近世以降、阿弥陀堂が鳳凰堂と呼ばれるようになる。

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