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【ストレイライト・SHHis】百番煎じのカバー曲妄想【シャニマス】
皆さんシャニマス、してますか? 学マスのリリースからTLが入学者に溢れかえり、もう三週間近くが経ちました。かく言う私もある程度までは遊んでおり、アプリのシステムやゲーム性に舌を巻いているところです。しかし、ちらほらとシャニマスに帰ってきている友人たちと同じく、やっぱり自分の住処はこっちだなと再認識しています。
そんな中、最近は自分の頭の中に渦巻いて仕方がない妄想があります。タイトルで既にネタバレをしていますが、シャニマスアイドル達がもしカバー曲を歌うなら何がいいのか?という妄想。ASとシンデレラでは多く抱える(実はミリオンとSideMにはカバーがほぼ存在しない)このコンテンツ、シャニでも見たくありませんか? 見たいですよね? 見たいです。
今回ストレイライトとSHHisのカバー曲について、ぼくのかんがえたさいきょうのカバー曲リストを勝手ながら作成してみました。なぜこれを選んだのかという怪文章も添えております。もし良ければ最後までお付き合いください。
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ストレイライト
1. 芹沢あさひ/少年時代【井上陽水】
あまりにもドストレート。日本が誇るシンガーソングライター、井上陽水氏より『少年時代』。手垢が着き尽くしたほどにカバーされてきたこの楽曲(ASでも響がカバーしている)ではありますが、それでも私はあさひに歌って欲しい。
あさひが郷愁の念と相性がいいのは旧石器時代から語り継がれていますが、この曲を聴いた人間に、過ごしてきた青春を思い出させて欲しい。永遠の無垢としての側面を持つあさひが歌うこの曲の力は計り知れません。6th大阪二日目に披露された『今しかない瞬間を』は、それはそれはとんでもない破壊力を持っていましたが、それを凝縮してドーンして来て欲しい。多分、歌う時にあさひは歌詞の意味が分からないと思うんです。でも、それがいいんです。分からない状態でこの曲を歌いあげて欲しい。
曲中の「風あざみ」「宵かがり」は井上陽水氏の造語である、というのは有名な話ですが、氏はこんなことを言っているようです。
オニアザミという言葉がふと浮かんだ時に、オニアザミがあればきっとカゼアザミもあるんだろうなと思った。もしそれが無かったとしても良い。辞書に無い言葉を歌詞に使ってはいけないという法律も無いのだから。
凄く、あさひっぽいと思いませんか?
2. 黛冬優子/何度でも【DREAMS COME TRUE】
動画サムネイルが解釈違い過ぎてワロタ。往年の名曲『何度でも』、災害医療のドラマ主題歌として発表された曲ですが、今聞くとまた違った印象を受けますね。
歌詞を見るとふゆではなく冬優子としての側面が強めに見えてしまう所はありますが、シャニ世界の冬優子のオタク、どう考えても冬優子が負けず嫌いなの分かってるだろ。その上で、ふゆとして歌いあげられる歌詞なんじゃないかなと思います。むしろ、ステージの上でふゆとして歌うことに深みが出る曲なんじゃないでしょうか。
10000回だめで へとへとになっても
10001回目は 何か 変わるかもしれない
前を向いてしがみついて胸搔きむしって
あきらめないで叫べ!
ストレイライトの中で、あさひと愛依とバチバチにやり合っている姿を見せた上でこんなの歌われたら、オタク達は蒸発してしまう。そしてカラオケで冬優子のことを思い出しながらこれを歌う事でしょう。私もやる。
3. 和泉愛依/熱くなれ【大黒摩季】
お前これが言わせたいだけだろシリーズ。Going My Wayが静かに熱い曲だったので、情熱的に熱い曲を歌わせたいです。歌詞があまりにも愛依の軌跡に合いすぎる。
泣きながらあなたを 諦めようとした過去も
思い出を抱きしめながら 心決めた現在も
あなた、について深読みが出来過ぎてしまう。さなぴーなのか『この子』なのか。ミステリアスクールとして売っている愛依が歌うこの歌詞、二人を知らなくても愛依のオタク達は凄い量の考察してきそう。
それ以外の部分も、愛依の言葉で聴きたい歌詞がてんこもり。
そして、私が愛依にただただ歌わせたいのはこのフレーズでした。
正義が社会を救えないなら"愛"しかないでしょう!
4. ストレイライト/SAVE YOUR SOUL~美しきクリシェに背を向けて【聖飢魔Ⅱ】
本当に聴きたい。『蝋人形の館』があまりにも有名なバンド(正しくは宗教団体)ですが、本当にいい曲が多いんです。その中でも、特に人気のある曲の一つ。
正直歌割りまで妄想できていますが、流石に長すぎるので割愛。自由であれと歌うこの曲(聖飢魔Ⅱ自体そういう楽曲が多い)は、ストレイライトに似合いすぎる。
この曲で特に聞いて欲しいのは、落ちサビの三人でのコーラスです。聴いたら絶対に皆さん思います。ストレイライトで聴きたい、と。自由の風、浴びてえなあ。
時代を暴け Save your soul
美しきクリシェに背を向けて
透き通る眼で Save your soul
そこに吹く自由の風を浴びながら
SHHis
1. 緋田美琴/I Remember【Superfly】
強い女には強い女の曲が似合う。カバー曲において、今までの見え方とは違った一面が見える、という方向性は王道中の王道ですが、これもそういった方向での選択。
第一声からW.I.N.G.編を思い出させるこの曲は、少し美琴には当てはまらない部分もありながら、美琴が自分では気付いていない内面の複雑さも全部一緒くたにしているような歌です。圧倒する歌唱で全てを吹っ切れさせてくれそうです。もの悲しさがありながらも前を向かせてくれるこの曲を、数年後の美琴に歌って欲しい。
私はこうして歌うの朽ちるまで
あと『やさしい気持ちで』をカラオケでにちかに歌って、とんでもない泣かせ方して欲しい。
あなたがいて わたしになる
幸せにはきっと ひとりきりじゃたどり着けない
愛する人を抱きしめたい わたしから
輝いて生きていこう
もう一度 やさしい気持ちで
2. 七草にちか/Never Enough【Loren Allred】
今回のnoteは、これが書きたくて始めました。映画『グレイテスト・ショーマン』劇中歌『Never Enough』。作中では恋愛ソングとしての一面を持ちますが、実際に歌唱を務めたLoren Allred氏が表舞台に立ち始めてからこの曲の意味合いは一変しました。
「Never Enough」、つまり「まだ足りない」と叫び続けるこの曲は、叶わぬ想いに焦がれる苦しい歌に聞こえますが、上記リンクでの満面の笑みを浮かべながら歌い上げるその姿は、ステージへの飽くなき探求者のそれです。次のステージへ、次のステージへ、と乾き続けるその姿を、最近のにちかに重ねてしまって仕方ありません。
この曲を笑顔で歌うにちか、見たい。
You set off a dream in me / あなたが夢を見せてくれた
Getting louder now / 想いは募っていくばかり
Can you hear it echoing? / この鼓動が聞こえる?
終わりに
カバー曲の妄想なんてなんぼあってもいいですよね。日常と地続きであることを強く意識しているシャニマスだからこそ、もし本当にカバーアルバムを出すことになったらとんでもない練られ方をされそうです。
出来るかは分からないですが、全ユニット全アイドルのカバー曲を考えてみたいものです。