「TOYOSU de JINBO」・・・驚異! ドラムセットからオーケストラが!
神保彰ワンマンオーケストラと聞いて、最初は想像がつかなかった。
しかもドラムセットだけだという。
期待十分で開演を待ち、最初の曲を聞いた時、
旋律とリズムが見事に合っているので、
「ああ。これは、カラオケを流して、それに合わせて
ドラムセットを叩いているのだろう」と単純に思い、苦労ばかり多いんだろうな、という思いばかりが浮かんだ。
それでも、演奏自体は楽しい。
ところが、MCで演奏方法が解説されると、一気に胸がときめいた。
神保彰さんは、実際に、旋律等も「演奏」しているのである。
ドラムセットの何か所かに、センサーをセットし、曲の小節や一音ごとに
音を出せるようにしている。
こう文字で説明されても、良く分からないと思うが、
とにかく、ドラムとセンサーなど駆使して、数々の名曲を「演奏」するのである。
それに気がつくと、今度はどこにセンサーがセットしてあって、
どこにスイッチが隠されているのか、というのが気になって仕方がなくなった。
しかしそれもほんのしばらくの間で、気が付けば
そんなつまらない好奇心よりも
単純に曲を楽しもうという気持ちにさせてくれるのである。
演奏曲は、ウエストサイド物語、ルパン三世、ジャズのスタンダードナンバーなど実に多彩。
そして、ほぼ2時間のコンサートを単純に楽しんだ。
心底楽しんで、すっかりファンになってしまったのである。
自宅へ帰るなり、神保彰ワンマンオーケストラのCDをポチっとした事は
言うまでもない。
ちなみに、神保彰さんは、ニューズウィーク誌で
「世界が尊敬する日本人100人」の中に選ばれている。
百聞は一見に如かず。
是非実際に生でご覧になって頂きたい。
おわり
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