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「世界中で戦争が起こっているのに、反戦の歌は無い」・・・なぎら健壱コンサート2023で気付いた事。
なぎら健壱さんのコンサートを聞いていて、
自分はこんな事にも気づいていなかったのかと愕然となった。
音楽もかつてはこういう事に気付かせてくれる存在だったのに、
今は数が少ないし、出会う事、知る事が少なくなった。
若い人たちにはもっと希少な事だろう。
それは、
「世界中で戦争が起こっているのに、今の歌には『反戦』が無い」
ということ、ましてや国営放送肝いりの『紅白』が、浮かれた恋の歌で
溢れているのはいかがなものか」
ということだ。
ちょっと心が震え過ぎたので、短い文でしか書けない。
かつて歌には、批判精神があった。斜に構え、細かな変化に気を配る事で
見えて来る真実を伝える力があった。
「さあ。気づいちまったお前は、これからどうするつもりだ」
そんな事を歌で突き付けて来るコンサートであった。
「さあ。どうする」
おわり
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