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小林監督について・・・その2

小林監督と、映画「静かに燃えて」について、もう少し紹介します。

本名・小林一(監督名は豊規・とよのり)
1959年東京銀座生まれ。日比谷映画館街から徒歩3分の銀座コリドー街で生まれ育つ。中学2年の時リバイバル上映された黒澤明の「生きる」を観て衝撃を受け、中学生にして8mmフィルムで劇映画を監督制作。大学時代に撮った「マルボロの香り」がʼ82年度富士8ミリコンテストで学生優秀賞を受賞。卒業後、CMプロダクション等を経て、96年株式会社オフィス101を立ち上げ、TV番組やプロモーション映像、CM等の演出を行う。長編映画デビュー作である「静かに燃えて」の初公開の一か月半後の2023年12月に急逝。 
〈主な作品歴〉
「赤すいか黄すいか」(81)犬童一心監督  撮影 
 「ゆめこの大冒険」(87)筒井武文監督   撮影   
 「稲川淳二の恐怖物語」(97/読売テレビ)  監督 
 「存在」(02/ C S ミステリーチャンネル)    監督
長編映画「静かに燃えて」 2025年3月1日(土)より
池袋シネマ・ロサにて公開中。

長編映画「静かに燃えて」は、小林豊規監督のデビュー作にして遺作。
自らの映画的感覚を信じて作品を作り続けた監督が手掛けた唯一無二の切ないラブストーリー。犬童一心監督を始め多くの映画人から支持され各地で公開が続く。
テラスハウスに住む2組の住人の「告白できない思い」が不思議に交差し意外な方向に転がっていく。出演は「エッシャー通りの赤いポスト」のとみやまあゆみ、「不器用な彼女」の笛木陽子、大学の後輩で多方面で活躍する金剛地武志ほか。金剛地は映画音楽も作曲している。

映画を愛し、自らの映画的感覚を信じて作品を作り続けた映画が手掛けた唯一無二の切ないラブストーリー。
テラスハウスに住む2組の住人の「告白できない思い」が不思議に交差し意外な方向に転がっていく。出演は「エッシャー通りの赤いポスト」のとみやまあゆみ、「不器用な彼女」の笛木陽子、大学の後輩で多方面で活躍する金剛地武志ほか。金剛地は映画音楽も作曲している。

ストーリー
カルチャースクールの油絵講師・容子は、下宿先であったテラスハウス(連棟式住宅)の大家が亡くなったことをきっかけに大家の孫・由佳里と出会い、彼女と同居することになる。容子は由佳里に特別な感情を抱くが、平穏な生活を続けるため、あくまで女友達を演じ続けるのだった。そんな容子のもとに大学時代の男友達・佐野が訪ねてくると、由佳里は次第に佐野にひかれていく。同じテラスハウスに大学生の柊子と悠輝の姉弟が引っ越してくる。やがて悠輝が不審な行動をとりはじめ、柊子は弟が隣に住む女性にストーカーまがいの行為をしていることをつきとめるが……。テラスハウスに住む2組の住人たちの「告白できない思い」が不思議に交差しながら、物語は意外すぎる方向に転がっていく。

・出演
・とみやまあゆみ (田村容子役)
ACALINO TOKYO所属。演劇ユニット鵺的メンバー。主な出演作に、『知らないのは主役だけ』(23/カンテレ・フジテレビ系)、土曜ドラマ『やさしい猫』(23/NHK)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22/NHK)、映画『エッシャー通りの赤いポスト』(21)、映画『漫画誕生』(19)など。 とみやまは、2018年に「静かに燃えて」のオーディションに参加したところ、監督の小林は偶然にもとみやまが以前出演した短編映画を観ており、その個性豊かな演技が強く印象に残っていたため主演が決定。

・笛木陽子 (須藤由佳里役)
スペイン系フィリピンハーフ。 2017年に雑誌ViVi出演権オーディションにてグランプリを獲得。 そこから約5年間、 公式インフルエンサーを務め、 メイクページなどで活動。 2020年には ミスジャパンコンテストにミス群馬として出場し、日本大会では第3位を受賞。 現在は、洗顔 「SHIKARI」のイメージモデルなど美容広告を中心に活動し、雑誌ゼクシィベビーではママモデルとしても活動している。 映画出演作には本作の撮影後に出演した 「不器用な彼女」(19)があり、先に公開されている。

・金剛地武志 (催眠術師 剱持要役)
音楽バンド 「yes,mama ok?」 のリーダーで、作詞、作曲、アレンジ、演奏、ボーカル、ミックスなどの担当。TVのバラエティ番組、ラジオ、映画と多方面で活躍。 俳優としてはテレビドラマの出演が多く、特に人気のあったケータイ刑事銭形シリーズではレギュラーの柴田太郎役を好演。最近ではNHK朝ドラ「らんまん」(23)で浜辺美波と共演した。 本作では出演の他に音楽も担当している。

・真山亜子  友情出演 (絵画教室生徒 大野役)
俳優、語り、声優。洋画吹替えの主な作品に『E.T.』2代目E.T.、『スタンド・バイ・ミー』テディ。アニメでは『ちびまる子ちゃん』杉山くん、『ワンピース』ココロ・ニョン婆、「忍たま乱太郎」乱太郎の母、など数多くの声を担当。また筈見純氏に師事し、語り・朗読家として山本周五郎作品の他、夢乃玉堂作「比丘尼の告白」、安井ひろみ作「葛飾北斎の娘 お栄の問わず語り」等の書き下ろし作品で公演を行っている。本作が顔出しでの初めての映画出演作。


池袋での凱旋公開では、小林監督が中学生の時に製作した短編8mm映画「山小屋生活」も上映されます。凱旋公開は7日金曜日までです。
お見逃しなく。

公式 サイトhttps://www.shizukanimoete-movie.com/
・上映作品 『静かに燃えて』 同時上映『山小屋生活(1973年)』
・上映劇場 池袋シネマ・ロサ




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夢乃玉堂
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