「彼の人生はまさに映画だ」・・・長編映画「静かに燃えて」 2024年11月16日(土)より「横浜シネマ・ジャックアンドベティ」にて公開。
中学生で初めて8mmフィルムで劇映画を作り、50年間映画を撮り続けて2023年10月、 64歳で長編映画を製作・監督してデビュー。
しかし、初公開からひと月半後に急逝。
そんな映画のような人生を送った小林豊規監督のデビュー作にして遺作。
そのデビュー作は限定公開ながら、映画監督の犬童一心を始め、多くの監督、俳優などの映画人から支持され、これから拡大公開していく・・・はずだった。その矢先に彼は亡くなったのだ。
己の映画的感覚を信じて作品を作り続けた映画監督・小林豊規(とよのり)のゆるぎない一作、映画「静かに燃えて」、横浜の映画館「ジャック&ベティ」での上映日程が決まりました!
11月16日(土)より毎日16時25分より。
16日、17日には、犬童一心監督、主演のとみやまあゆみさん、出演者で音楽も担当した金剛地武志さん、そして映画監督の筒井武文さんのトークショーが行われます。
*登壇者については、公式ホームページでご確認ください。
https://www.jackandbetty.net/cinema/detail/3597/
『静かに燃えて』とは
映画『赤すいか黄すいか(犬童一心監督)』などの撮影を手がけ、CM ディレクターとしてその手腕を発揮し続け てきた映像ディレクター、小林豊規(とよのり)が手掛けた切ないラブストーリーである。
『エッシャー通りの赤いポスト』のとみやまあゆみ、『不器用な彼女』の笛木陽子、さぬき映画祭ショートムービー コンペティション 2021 グランプリ受賞作『僕とぼくとカノジョ』の原田里佳子、短編『隠し戯~かくしごと~』の蒔苗 勇亮らが出演。
TV バラエティ、ラジオ、映画と多方面で活躍し、バンド 『yes,mama ok?』 のリーダーで、 作詞、作曲も担当する金剛地武志が怪しい催眠術師を演じ、本作の音楽も作曲しています。
[物語]
美大を卒業後、カルチャースクールで油絵の講師として働いていた容子は、下宿先の大家が亡くなったことをきっかけに大家の孫の由佳里と出会い、テラスハウスで同居することになった。容子は由佳里に特別な感情を抱いたが、平穏な生活を続けるため、話のわかる女友達を演じ続けた。こうして二人は気の許せる仲になっていった。
そんな容子のもとに大学時代の男友達(佐野)が訪ねてくると、由佳里は次第に佐野に惹かれるようになっていくのだが、なぜか容子が動揺することはなかった。
一方、同じテラスハウスに大学生の姉(柊子)と弟(悠輝)が引っ越してきた。長い間両親が物置代わりにしていた室内は荷物が散乱し荒れ放題。姉弟は連日ガラクタの山の整理に追われた。
そんな中、悠輝が不審な行動をとりはじめるようになる。やがて柊子は弟が隣に住む女性にストーカーまがいの行為をしていることをつきとめる。手を焼いた柊子が母親に電話で悠輝の行状を報告すると、母は二人で隣の女性に引越しの挨拶に行くようにアドバイスするのだった。こうして二人が手土産を持って隣の住人を訪ねると ……。
横浜上映に先立ち、
11月7日から12日まで、池袋のギャラリー路草(みちくさ・豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東五号館14階 http://gallery-michikusa.jp/access/)にて行われる
「東京造形大学 映像専攻1971-1980同窓写真展」で
小林一(豊規)監督のパネル展示などが行われます。
早世した監督の事をよく知るチャンス、是非お時間あればお越しください。
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