20241012 断

まだ旅先です、眠いので今日は早めに日記を書いて寝ます。


普段はPCで作業をしているのだが、旅先なので仕方なくスマホから日記を書いている。なんだか文がまとまらないな……。

最近、一日の終わりにゼロから文を書くというスタイルから、思いついたことをスマホに逐一書き殴って夜PCで清書する方式に変更したのでかなり執筆に滞りがなくなった。
PCの前だとなんだかかしこまってしまい文章を書くのに若干の緊張があるのだが、スマホならフランクに文章を書くことができる。PCは文を綺麗にするもの、スマホは思考を発散させるものという風に使い分けているのかも。
ちなみにスマホが思考発散のための道具になったのは明らかにTwitterをはじめとする諸SNSが原因だ。私はSNS時代を生きるZ世代。



昨日から引き続き、永井均著・『なぜ意識は実在しないのか』を読んでいる。

む、難しい……。

大枠はとらえられたが、おそらくこの本で大切なのはそこに至るまでの道筋なのだろう。哲学という学問自体そういった側面があるように思う。私は俗物なのですぐ結論を欲するが、永井先生において(あるいは哲学者において)大切なのは結論ではなく問いが出てきた経緯とその問いへの向き合い方なのだろうな。哲学の基礎を理解するためにもっと勉強をしよう、本屋に行く口実がまたできて嬉しい。

今のところの感想。この本では度々「◯◯と考えているのではなく、◯◯と考えることもできると言っている」のような表現が出てくるのだが、「考えることもできる」っていいな!と思った。自分の思考に余地という名の可能性を残す行為だ。


話題が変わります。

Q.無人島に持っていきたいものは?
A.布団乾燥機

なぜなら、何を持っていっても同じだから。水や食糧を持って行ったとして、猶予が少し延びるだけだ。あと少し生き延びれば助けが来るかもと足掻きながら死んでいくより、どうしようもないなと思って諦めてしまった方が心にいい気がする。
でも急に無人島に飛ばされたとして、過去の自分のふざけた回答のせいで布団乾燥機しか目の前になかったらブチギレるだろうな。私は過去の自分と現在の自分の連続性を信じていないので、過去の自分に本気で怒ることができる。断続的人生。


明日旅を終える。寂しい。

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