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ヒット曲分析#10 メロディが始まる拍を意識してみよう

AI作曲アプリAmadeus Codeを開発する時にヒット曲を学習データとして分析しています。その中で気づいた点をシリーズで公開していく「ヒット曲分析」。今回はメロディが始まる拍について分析します。

まずは2020年のヒット曲を2曲聞いてみてください。

80sテイストのビートが気持ち良い、2020年の年間1位The Weekndの「Blinding Lights」。メロディが始まる拍を見てみましょう。

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上記画像は歌い出しの部分。赤の縦線が1小節目になりますので、前の小節の3拍目からのピックアップでメロディが始まっているのが分かります。

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続いてBメロです。こちらは頭で1拍休んで2拍目からメロディが始まっていますね。2小節の同じメロディを繰り返しているのもポイントです。

続いて年間2位Post Maloneの「Circles」です。こちらも懐かしい感じのサウンドでベースラインがとても印象的です。

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歌い出しの部分、これはかなり思い切っていますね。まるまる1小節メロディが入ってこないで2小節目から歌が始まります。そのおかげで1小節目のベースラインが印象に残ります。

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サビは1拍休んで2拍目からメロディが始まります。

今回はメロディが始まる拍について注目してみました。曲のセクション毎に始まる拍を変えてみると曲のスピード感にもバリエーションが付けやすくなると思います。是非試してみてください。


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