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2024 #17 松本×沼津

かれこれ10年以上応援しているが、2戦連続4-0で勝ったという記憶はございません。2戦連続ウノゼロならなんとなくあの人の影と共になんとなく思い浮かぶけど…


試合振り返り

勝負の分かれ目

  • 前半の立ち上がり

    • 沼津の攻撃的なサイドハーフや偽サイドバックなどの攻撃的なポジション取りに屈せず

    • 沼津のサイドの攻撃的ポジション取りを逆手にとって、サイドを制圧、早い段階で先制に成功

    • 沼津の守備がハマらない間に追加点をGET


  • 後半の立ち上がり

    • 沼津は得意の後半で0-2のビハインドをひっくり返すつもりで後半入りから交代を含め修正を試みた。それに対し出鼻を挫く3点目を奪った


よかった点

  • 再び機能した4-3-3

    • 前半から沼津の守備をハマらせず、主導権を握る。そのまま先制に成功。

    • コンパクトな陣形を維持し、沼津の可変にもマークの受け渡しができていた

    • 両ウイングの安藤と村越が身体を張り、ライン押し上げに貢献

    • 龍平と樋口のクロスに、センターフォワード浅川が完璧なタイミングで合わせる

    • 浅川は守備でも献身的に自陣まで戻り、攻撃時は飛び込みに専念

    • チャンスシーンではゴール前に人数をかけることが出来ている

    • 中盤3枚は、インサイドハーフが空いたスペースにどんどん飛び込み、攻撃にアクセントを加える

    • アンカーの米原は的確なボール供給で攻撃を組み立て


  • 守備が安定

    • 齋藤学・川又投入直後は流れが持っていかれそうになった。そこで凌ぐことができて、沼津の焦りを誘発

    • 幾度かピンチはあったものの、センターバックが体を張ってシュートコースを消し、ピンチを凌ぐ

    • ペナルティーエリア外を回させるような、脅威を与えない守備を披露

    • GK大内もビッグセーブでゴールを死守


懸念点

ここで勝利すれば3位以下を突き放すことができる、というプレッシャーがかかった沼津との対戦。そのプレッシャーと攻撃的スタイルを逆手にとって、相手の良さを消す格好を取り、その上で今回は着実にチャンスをモノにすることができた。その意味では大宮戦に近いシチュエーションだった。

4-3-3がハマってきたことで、今度は逆に対戦相手がこちらの良さを消しに来ることが考えられる。5バックにしてロングボールを多用する、ヨネにマンツーマンマークしてくる、など…

そうなったとしてもコンパクトさを維持し、明確になった各ポジションの役割を全うできるかが、次の相模原戦、信州ダービーに向けて重要になってくると思う。

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