シンガポールでIVEを観た話
もう半年も前になってしまいましたが、2月に行ったシンガポールのIVEワールドツアーのことを思い出しながら書いていきます。
ライブの概要
IVEにとって銘打って行うのは初めての海外ツアー。横浜でも開催されたのですが、チケット全く取れず(というか当選率下げられたので)。
もう日本のライブは諦めて海外で観ることにしよう!となり、3連休と組み合わせられる2/24のシンガポールに狙いを定めました。
チケットの取り方①サイト登録
どうやってチケットを取ったか紹介します。
日本だとまず先行抽選、二次抽選、そのあと一般販売という流れになりますが、シンガポールの場合最初から一般販売となっていました。誰でもVIPチケットから端の席まで自由に選択できるというメリットはありますが、転売屋がたくさんいると購入できないというリスクもあります。
海外のライブに行ってみたい場合、やることは二つあって、まずSNSで海外のファンアカウントをフォローしておきます。そうすれば自ずとプレイガイドのリンクが回ってきます。
次に英語で「アーティスト名+その国の名前+開催の年」と検索します。先ほどのリンクが正しいものかを確認するためにも重要です。
シンガポールの場合は、LIVE NATION SINGAPOREというサイトでした。
LIVE NATIONはイベント全体をまとめているサイトです。
各イベントをクリックするとその国のイベントページがでてきます。チケットの発売日の告知や各国のプレイガイドへのリンクがあります。
また、シンガポールの場合はLIVE NATIONのシンガポール版に会員登録し、LIVE NATION SINGAPOREからプレイガイドにアクセスすることで1日早くチケットを購入できました。
次にTicketMasterに登録します。TicketMasterはシンガポールのチケット販売サイトで、日本で言うイープラスのようなものです。
発売日までに両方登録しておきました。
チケットの取り方②購入の流れ
ここからは実際の購入までの流れについて紹介します。
発売時間になったら、TicketMasterにアクセスします。当然ですが、日本とは時差がありますので、現地の時間で販売されるので注意が必要です。
そして座席を選びます。
日本ではなかなかここまで細かくブロックを選べることはないですよね。
次に購入者の情報を入力します。事前にログインしていますが、改めて個人情報の入力です。名前・メールアドレス・電話番号・住所を記入。すべて英語で入力していきます。
次に支払い方法を入力します。日本と同様にカードの情報を入力します。
最後に、チケット入手方法を選択します。いくつか手段がありましたが、おすすめは、Print-at-Homeです。情報を印刷して会場に持参する方法です。アナログで逆に不安になりましたが、結果的には物理的に持っていく方法が一番確実で正解だと思います。
日本でやったチケット購入については以上です。だいたい3か月前の11月に発売でした。
SINGAPORE INDOOR STADIUMについて
会場はSINGAPORE INDOOR STADIUMという完全屋内体育館。キャパは12,000人。東京都庁や代々木競技場、フジテレビ本社などを手掛けた建築家、丹下健三デザインの体育館で、どことなく日本での既視感があります。
過去にはオアシス、ブラックアイドピーズ、レッチリやデヴィッド・ボウイなどがライブしている会場です。
SINGAPORE INDOOR STADIUMの反対側には、NATIONAL STADIUMがあります。ブルーノマーズはこっちでライブやったようです。
スタジアムの最寄り駅は、地下鉄Circle LineのStadium駅。駅の名前の通り専らこの2つの会場のためだけにあるような駅です。降りてすぐ左に体育館・右側にスタジアムというようになっており、駅から降りて迷いながら歩くことがないようになっています。
物販
ライブは夜ですが、事前物販などはなく売り切れがこわいので午前中の販売開始前に並びに行って購入しました。開始が11時からだったので、10時過ぎには駅に到着して、列に並びました。ランダムで曲が流れていたうえ、ここまでくると観光客もいないので、待っているだけでも結構楽しめました。
トレカは秒で売り切れてしまい、購入できず。ライトスティックは持っているものと変わらないので購入せず、キーリングと黒のTシャツを買いました。
ライブ1時間前にはほぼ売り切れていました。
シンガポールはこの日も35度の猛暑だったので、さすがにパーカーは売れ残っていましたが、せっかくの海外で売切れなんて悲し過ぎるので、早めに買いに行って正解だったと思います。
会場へ
開演の30分くらい前に入場しました。日本以上に手荷物検査が厳しく、ポケットの中身はすべて取り出し、バッグの中身はすべて確認され、金属探知機までやる徹底ぶり。うちわも日本から持っていったのですが、「これは公式のものか?」と問われ、「日本の公式のものだ」と言ってもなかなか通してもらえず、他のスタッフまで連れてきて説明を強いられました。
手荷物検査をパスすると、チケットのチェック。チケットチェックを一番警戒していたのですが、ここは難なくパスしました。
ロビーで水を買い、開演約20分前に着席しました。
私はスタンドの2列目でした。
ライブの思い出
開演予定を10分過ぎた18:10にスタート!イントロのKITCHで思い思いに叫び出す周りのシンガポール人たちに最初は圧倒されました。遠慮のない分厚い歓声です。
海外なので、写真&動画の撮影がOKなのが最高です。
日本や韓国だと、曲に合わせて掛け声!みたいなのが主流になっていますが、シンガポールでは曲に合わせるとかなくずっと叫び続けるのが彼らなりのやり方らしく、その勢いに最初は圧倒されました。ここで圧倒されて遠慮したままでは日本に帰れないので、日本人の誇りを胸に日本語で叫んできました!(周りにめっちゃ見られましたが)ライブのMCは基本英語か韓国語なのですが、直井怜ちゃんが「だけど」とうっかり日本語を発してしまったのは、私の日本語が届いたからだと思っています。
シンガポールの話で、イソがシンガポール料理ではチリクラブ食べたい!と話していました。推しのガウルちゃんは安定。ペットボトルチャレンジ成功でした。
日本よりやや小さい会場でメンバーの表情も見えるし、撮影も自由だから後からも観返せて、なにより異国の地で(勝手に)日本人を代表して応援するということに高揚感がありました。
不思議だったのは、スタンドがみんな着席だったこと。特に座ってみるという指示はなかったはずですが、誰も立ち上がって観ませんでした。これもシンガポールのライブ文化なんですかね。
超過密日程の中でもハイクオリティハイパフォーマンスをオールウェイズ魅せてくれるIVEちゃんは本当に化け物だと思います。日本のバラエティ番組で雑な扱いを受けているのを見るたびに失礼だなぁと思っています。
終演
撮影OKということは、それだけバッテリーが消耗します。5年以上使っているスマホのバッテリーは、終演時10%を切っていて、いつ切れるかわからないような状態でした。
モバイルバッテリーも持っていったのですが、不具合というか前日から調子が悪くライブの途中で枯れてしまいました。
1人での異国の地、スマホが使えなくなること以上に恐ろしいことはありません。正直終演の前あたりから結構焦りました。メンバーがはけていくのとほぼ同時に離席しました。
会場のすぐ外にショッピングモールがあり、そこのスーパーマーケット兼薬局兼電気屋兼ホームセンターのようなお店に駆け込み、新しいモバイルバッテリーを購入しました。なけなしの英語を理解して助けてくれた店員のみんなには感謝です。
乗ってきた地下鉄で中心街に戻ります。さすがは大都会シンガポール、バンバン地下鉄が来るのですし詰め状態にはなりませんでした。
シンガポールでIVEを観た話は以上です。また海外でライブ観たい。日本のライブはみんなで合せるけど、逆に合わせないことで一体になる感じは新鮮でした。
この話がシンガポールをはじめ海外ライブに行くときの参考になれば幸いです。
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