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プレゼン資料に貼った画像の出典を管理する方法

プレゼン資料に貼った画像に、あとから出典を明記しないといけなくなった経験はありませんか?
画像をダウンロードする代わりに、キャプチャ元のURLつきで画像を保存する方法をお教えします。

プレゼン資料における素材画像の活用

企画提案や報告発表など、プレゼンテーションのためのスライド資料を作成する機会はなにかと多いです。
近年はZoomでのオンライン配信でも、PowerPointやGoogle スライドなどを使って発表を行う場合があります。
こうしたプレゼン資料の作成や構成に関しては、さまざまな書籍やドキュメントで紹介されています。
しかし聴衆の注目を引きつけるという点では、画像などの視覚的情報をうまく利用するのが大事ということは、ひとつ間違いないかと思います。

iPhone 1 - Steve Jobs MacWorld keynote in 2007 - Full Presentation, 80 mins - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=VQKMoT-6XSg&t=174

画像の取り扱いには注意が必要

しかし画像は基本的に誰かの著作物であり、取り扱いには注意が必要です。
著作権者への許諾は必要ないか、あるいは商用利用が可能な範囲はどこまでかなど、配布サイトの利用規約をよく確認して使用する必要があるでしょう。
また、スライド資料で素材画像を使用することは著作権法における引用にあたるため、出典を明示することが一般に求められます。
スライドの下部や画像の下にサイト名やURLが小さく記載されている資料を、みなさんもご覧になったことがあるでしょう。

画像素材の出典を参照する

ここで困るのは、私たちは素材画像を選んだり使用するとき、意識的には出典を管理していないということです。
そのため出典が必要になった段階で、この画像はどこから取得したんだろうかと、頑張って思い出すはめになっているのではないでしょうか。
実はMacでは画像を右クリックして「情報を見る」を選択すると、入手先URLを確認することができます。
しかし出典の明示にはページタイトルなどの情報も含まれますし、簡単にURLを開いてページを確認できるようになっていてほしいところです。

Gyazoのブラウザ拡張機能では、画像の右クリックメニューで「キャプチャ」→「この画像をキャプチャ」から画像を直接クラウドストレージに保存することができます。
画像をダウンロードするかわりにGyazoに保存しておくことで、ダウンロードフォルダを綺麗に保ったまま、一時的な画像素材ファイルを保管することができます。
さらにGyazoでは、「キャプチャ元」という項目に入手先ページのタイトルとURLが保存されます。
画像ページのメタデータ欄を見れば、その画像をいつ、どこで入手したのかがわかるので、出典がわからずに困ることもなくなるでしょう。

「キャプチャ元」をクリックすると、参照元ページにすばやくアクセスできる

「画像管理」しない画像管理

Gyazoに保存しておけば、管理画像をしなくても画像を管理することができます。
以前資料に使った画像が後でふたたび必要になったときも、検索機能などを通してすばやく取り出せます。
必要であれば、よく使う画像をコレクションやタグを使って自主的にまとめておくこともできるでしょう。
なお、画像素材配布サイトは特定のダウンロード方法を指定していたり、プログラム等を使っての保存を禁止している場合もあるので、利用規則をよく読んだうえでご利用されることをおすすめします。

それでは、よいスクリーンショットライフを!

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