夢かなうGW

こんにちは。もうすぐ2時になりますが、ごあいさつはこんにちはで。

以前書いたように、小さいときから、文章を書くのが好きです。

私の人生における夢は『文章を書いて生きていくこと』だったりします。

高校生のとき、太宰治の『富嶽百景』という小説を授業で読みました。文学的なことは何も覚えていないのですが、ただ、『旅先に長期滞在して原稿を書く』ということを、非常に魅力的に思ったことだけは覚えています。

もし私が普通に就職したら、そんな長い休みは取れないだろうし、もし私に家族がいて子どもがいたりしたら、家族を放って自分だけ旅に数か月も出ることはできないだろう。かといって、子育ても仕事もすべて終えた第2の人生なんて、いつ来るのかわからないし…。

と思っていました。

夢かなうことになったのが、今年のGWです。
今は実家を出て一人暮らし、人と会う予定がなく、執筆の道具(PCです)もある。しかも、長い休みで、書き途中の原稿がある。
これは…GW中ずっと小説に向き合えば…書き終わるのではないか…！

終息の気配が全くしない某ウイルスとの闘いで、生活はイレギュラー続きで不便なことも多くありますが、こんな形で夢かなうならば、儲けものだと思いました。

(もっとも、ウイルスには申し訳ないですが、早く滅んでほしいと思います。)

普通ならGWで、有休消化などをせずに8連休(私は今日からお休みです)なんてありえませんし、「GW中は人と会わずに小説の執筆に勤しむわ」なんて言ったらドン引きされますからね。

それでは、私は今日から始まるGW、積極的に閉じこもり、太宰治のような旅先で原稿を書いた小説家の気持ちを想像しながら、筆を進めようと思います。

GW8連休の間に、今書いているお話が完結するかはわかりませんが…。

あやなか

画像元：Wikipedia 富嶽三十六景