ストーリーオブバニティ「020 波乱のレコーディングを乗り越えて」
激動のワンマン3本勝負を終えて、ひと息つく間もなくVanityyyはレコーディングの準備に入っていた。
今回のアルバムはとにかく、レコーディングするまでの準備を徹底的に行った。
入れる曲からタイトルまでぎゃうが一年以上かけて悩んだものばかり。
「全国でおねーさんすてきです」企画をやるときに誓った「コロナを乗り越えてすごいアルバムを作る」これを実行するためにとにかく必死だった。
しかし、ここでもまた事件が起きる。
順調に進んでいたレコーディング中に急遽歌詞を書き直すという事態が発生した。
ぎゃうは「輝いておねーさん」というフレーズが入ったこの曲をグリモたちがコーラスしながら歌うことをイメージして作っていた。
(リトルかわいいの「おねーさんすてきです」のような)
しかし、できた曲はグリモたちがコーラスして盛り上がるような曲ではなく聴かせる曲なんじゃないか?という疑問が持ちがあったのである。
さらに「輝いておねーさん」のフレーズに重きをおいて他の部分の歌詞が不完全であったため、歌入れ前日に急遽すべてを書き直すという初めての事態に直面。
泣いたね。
ぎゃう、大号泣。
自分の浅はかさと意識の低さがくやしくて。
一晩泣きながら書いた歌詞をスタジオでまた歌入れ直前まで別室で書き直してた。
(ちなみにこの日スタジオに現れたぎゃうの顔があまりにも腫れていた為に全員こりゃだめだと思ったらしい)
こんなに歌詞をつめて書いたことはなかった。
人に聴かせる歌詞、曲の完成イメージを客観的に見られること。
自分のこれまで足りなかった部分が浮き彫りになってこの日から確実に音楽への向き合い方が変わった。
でもその甲斐あってその後のツアーでラストを飾る重要な曲がこの日誕生したのである。
それが「お釈迦ソング」
ずっと悩んでいたアルバムタイトルも決まった。
「メンタルジェットコースター」
ジェットコースターの如く、感情と音楽が疾走するアルバム。
とにかく歌をメロディを伝えることにだけ集中して作られたアレンジ。
完全にこれが今のVanityyyです、と誇れるものができた。
これで、やっと世の中に出せる。
ツアーが始まるのだ。
▶︎▶︎続く
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かなりさかのぼると「全国でおねーさんすてきです企画」のアーカイブが観れます♡
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