ヘルマンリクガメのすしたろうと暮らす「007 このコに決めた!決意の日」
「007 このコに決めた!決意の日」
ペットショップで条件はクリアしているが、元気な様子が見られなかったあのコのことを考える日々が始まった。
次は元気なところが見られるだろうか。
見られたらすぐにでもお迎えしたい…
そんな不安と期待に加えて、ずっと考えていたのが、名前。
これは重要だ。
有名なリクガメといえば「ロンリージョージ」
ガラパゴス諸島で最後の一匹となってしまったピンタゾウガメの個体。
彼のイメージがあーしの中ではすごく強い。
やっぱジョージとか外国の名前がいいのかしら。
いやいや、ここは日本でしょ。
しかもうちのコになるんでしょ。
だったらやっぱり日本の名前がいいんじゃないか。
うーん。
ちなみに、リクガメはベビーの時点では性別がわからない。
大人になると尾っぽの違いが出てきてわかるらしい。
(メスは尾っぽが細くて短い、オスは太く長くなるらしい)
となると、男でも女でも大丈夫な名前の方がいいのか。
まだお迎えが決まったわけでもないのに、名前を考えて眠れない日々が続いた。
そんな中、いよいよ再びペットショップに行く日がやってきた。
今回はリクガメが活動しているはずのお昼の時間帯だ。
いた…!
今日もペットショップの一番隅っこでじっとしてこちらに背を向けている。
やっぱり動いてない(泣)
様子を伺いながらペットショップを何周もするが、動く気配なし。
寝ているのか…?
と思って覗き込んだら、起きてる。
でも、じっとしてる。動かない。不安になる。
リクガメが活動しているはずの時間帯でもそのコは動かずにじっとしてた。
やっぱり元気じゃないのかもしれない…
でも、うちらは超初心者。
どういう基準でリクガメが元気なのかがわからない。
ガシガシ歩いてガンガン食べてたら「よしよし、元気そう」って思えるからそれが見たいだけなのかもしれない。
じっとしてるからって元気じゃないってほんとに言えるのか?
(ちなみに店員さんは元気ですよ〜て餌あげて無視されてた)
これはもう、基準は元気かどうかじゃなく、
このコと暮らしたいかどうかじゃないか?
そう思った瞬間、決まった。
暮らしたい。
このコがいい。
2人の意見は一致した。
このコと30年一緒に生きよう。
そう決意して2024年7月7日
ついにこのコをお迎えすることになった。
眠れないほど考えた名前は「すしたろう」
とにかく元気にどすこい生きてほしい。
メスだかオスだかまだわからないけど!
「008 ついにお迎え当日がやってきた!」に続く▶︎▶︎