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どこかにビューーン!を使ってみた記録その7 ~6月某日 Day2~


1.前回までのあらすじ

青森駅前からてくてく歩いてフェリーターミナルに到着。乗船手続きを済ませ、乗船したところまで書きました。今回は乗船中のあれこれをメインに書いていきます。

2.青森フェリーターミナル900→室蘭フェリーターミナル1545 1便 ブルーマーメイド

1.遊歩甲板や船内をうろうろ…うろうろ…。

広い海。広い空。独り占めの遊歩甲板。

遊歩甲板という表現が正しいのかもよくわからないんですけど、とりあえず外気に触れられるゾーンです。ド平日。移動と休養がメインの人はもう寝ている頃合い。わたしは遊びに来ているのでここで風を浴びてリフレッシュ…。

と、いきたかったのですが、想定外に日差しが強いです。強すぎます。無頓着な私が日焼けを恐れるレベルに強いです。とりあえず一旦客室に退散。ガングロになって帰るのは、さすがにイメチェンが激しすぎます。

客室ではかろうじてNHKが入ったので日焼け止めを重ね塗りしつつテレビを視聴。大部屋が複数用意されているので大部屋も独り占め。他の部屋を眺めてもテレビを消して爆睡する人、ゴロゴロしながらテレビを見る人。

せっかくフェリーに乗ったんだから、外の空気を感じなきゃと思っていた私は客室でゴロゴロしながら勘づき始めました。

これはこれで…良い…。

2.客室ゴロゴロ

テレビの電波が不安定になるまで、大部屋でゴロゴロすることにしました。いつぞや青函フェリーに乗った時の経験から、そのうち電波が不安定になることは知っていたし、船の上にいる時間も長いのでゴロゴロします。

ゴロゴロしすぎて写真を忘れました。昼食後、そういえばと思って撮った写真です。

あんまりテレビは普段見ないんですけど、こういう時のテレビは何故か魅力的なコンテンツに早変わりします。知らない町でテレビを見るのってなんかワクワクしますね。

3.おひるをたべよう

大部屋から船内をうろうろしていると、海が見える席を見つけました。ビューシートだと一番前に座れるのですが、お天道様のおかげで今日は横からでも存分に海が見えます。そろそろ12時も回るし昼飯といきましょう。

多分ホテルでもらった水と、冷食の焼豚丼。冷食と侮るなかれ、とってもおいしいです。

船内自販機で冷食が売ってました。カップ麺もあったのですが、冷食豚丼を食べることにしました。普通に腹が減っていたので、ガッツリ食べます。

冷食だからな…と食べましたが、いい意味で裏切られました。美味かったです。レンチンが雑過ぎて温めムラがすごかったのが玉に瑕ですが、美味かったので良しとしましょう。レンチンでさえ雑なので丁寧な暮らしと、全くもって真逆を爆走しています。

この席も、きっと船の揺れに対応するためにボトルホルダーが深くなっていたり、とっさに掴める取っ手的なのもあるわけですが、このホルダーは不意にひっくり返さないので良いですね。

そして何より、外を見れば海です。航海中はいつ見ても海です。なんといい景色なんでしょう。船の中は寝ている人もいるので静穏に満ちています。遊歩甲板に出ればしこたま聞ける波の音も、船内では僅かに聞こえるのみ。というかほぼ聞こえない。

4.飯を食ってまたゴロゴロ。食休みを挟んでまた外へ。

また大部屋に戻ってゴロゴロ。たださっきまで寛ぎ倒したので今回は食休み程度にゆっくりします。午後になればいよいよ夏の太陽も真骨頂。遮るもののない海上は暑そうなのは、無論想像がつきます。

乗りだしてひっくり返ろうものならシャレにならないので、ほどほどに下を見つめていました。

そんな想像がつく外へ。暑いのは暑いですが、海風が頬をかすります。下を見れば波の模様が綺麗です。相変わらず人はおらず…。こんな贅沢な空間を独り占めなんて…!

3.次回予告

次回からは室蘭に着くあたりからその後を書くと思います。ぼちぼち書き進めていきます。

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