絵本の奥深さ
ラジオパーソナリティ、イベンター、動画制作、絵本制作などに時間を費やしています。
さて、今日は絵本制作の規模感を綴っていこうと思います。
絵本制作の相場って?
物作りには費用が必要ですが、では絵本制作にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ざっくりと次のような事に費用がかかります。
①絵本のサイズ
②ページ数
③カバーの種類(ハード、ソフト)
④印刷部数
⑤イラストデザインの依頼
⑥文脈の構成依頼
⑦製本
中でも一番費用がかかるのが⑤のイラストです。イラストデザインは、例えば、登場するキャラクターに動きを出した場合、見える角度などにより表情が変わります。足の動き一つとってもどれくらい足が上がるのか、腕を上げた場合、脇の下はどのようになっているのかなど緻密な打ち合わせをして書き起こす事になります。そのため半年以上の期間をかけ制作する事になります。
プロットを制作して、イラストまで自分で準備が出来ていれば、出版社などにお願いする部分の製本、印刷(1,000部)として、大体150万円ほどかかってきます。絵本のサイズやページ数、カバーの種類で前後しますが目安としてはこのくらいです。
読者の視点から学ぶ
絵本を制作する上で最も時間を要するのが絵の制作です。読者としては絵本を読む親世代、そして子どもたちの二世代がターゲットになると思います。ここで親世代の視点と子供の世代で絵本を見る視点が異なります。
まず親世代は、文字情報から入るので、その後内容へと続きます。
一方、子供たちは、視覚情報(絵の特徴)から入り、その後内容へと続きます。
この時に大切なことは、子供を飽きさせない事が最も重要で、子供たちが繰り返し読んで欲しくなければ、生存確率0%となります。
ただ、絵本を選び買うのは親世代。こちら向けにも教養のある内容を含まなければ選ばれる事がないので、ここも要チェックです。
それぞれのバランスを考えながら構成していく事が大切です。
ひめみちくんのストーリー
大学のマスコットキャラクター「ひめみちくん」は大学の認知を獲得する一つのツールとして、教養はもちろんのこと、子供たちに受け入れられる癒し系のキャラクターである事が重要です。これから描かれるひめみちくんのストーリーが楽しみです。