スワンS人気馬診断
サウンドキアラ
前走ヴィクトリアマイルから中23週での出走です。このサウンドキアラの特徴は安定して使える上がりと、高い先行力が持ち味の馬です。父ディープインパクト、母父アグネスデジタルという珍しい配合の馬です。京都1400mは過去2-0-0-0と非常に相性が良く、恐らくここも人気するでしょう。ヴィクトリアマイルでは道中3番手追走から、アーモンドアイに抜かれる2着でした。このヴィクトリアマイルでは、トロワゼトワルがペースを作る形でしたが、直線ノームコアを寄せつけずに2着はかなりできます。しかし、このスワンSは、過去10年4歳以上の牝馬は勝ち負け出来ておらず、0-0-2-21と苦戦していて、1倍台なら3着固定にしてみるのも面白いかもしれません。
アドマイヤマーズ
前走安田記念から中20週です。アドマイヤマーズの特徴は香港マイルで勝てる高いスピード能力と父ダイワメジャーの影響でタフさもある馬です。基本的には中団から差してきます。1400mは未経験で、京都はデイリー杯2歳ステークスで勝利を収めているため、京都のコースは苦にしないでしょう。しかしながら、富士Sではなく、スワンSを選択するということは、やはり何か意図があるのでしょう。しかし、アドマイヤマーズ自体は1400mのスピードというよりかは、マイルで長く使う脚が魅力の馬です。鞍上は引き続き川田将雅騎手というのも、なかなか不気味な組み合わせだと個人的には思います。安田記念直行組は2-3-2-8で複勝率47%をマークしています。安田記念で着差が1着から0秒9以内なら1-3-2-3で複勝率66%まで上がりますが、アドマイヤマーズは安田記念グランアレグリアから0秒7差なのでこのデータに該当。データではかなり当てはまりますが、馬自体が1400未経験のため、個人的には様子見したいです
ステルヴィオ
前走京王杯SCから中23週です。ステルヴィオの特徴は2018年のマイルCSを勝っているように、高い京都適正と、スプリントでも通用するようなスピードがあります。血統面では、父ロードカナロアを母父ファルブラヴでタフさをカバーしたパッケージとなっています。このステルヴィオは乗り替わりで川田将雅から池添謙一に乗り替わりとなっています。ステルヴィオに池添騎手が乗ったことはなく、テン乗りです。推せる材料は何と言っても京王杯SCで勝ち負け出来る1400m適正とマイルCSで勝てた高い京都適正に尽きます。しかしステルヴィオは一時期噂されていた喉なりや池添騎手のテン乗りなど不確定要素が多く、軸にはしづらい1頭です。
筆者グレープフルーツ