『デイトレード』のバンドワゴン(楽隊車)効果の影響力
こんにちは。
逆張りファンダ投資家です。
2025年新年あけましておめでとうございます。
今年も生き残ることを第一目標に投資の世界の荒波を超えていこうと思いますw
今年の投資での目標はこれまでと同じになりますが、相場でまずは生き残ること。それ以外にはありません。
生き残れずに相場から退場してしまっては元も子もなくなってしまうと思っているからです。
そして勝っても負けても相場にずっと居つづけることで自分事としての経験値を積み上げることができると思っています。
あきらめが悪いともいいますが。。。w
今回はオリバー・ペレス氏の著書『デイトレード』の中で最も影響を受けた「バンドワゴン効果」についてご紹介します。
投資をバンドワゴン(楽隊車)に例える妙
オリバー・ペレス氏の著書『デイトレード』は特に短期トレードをメインにしている投資家のバイブルですが、私のようなファンダメンタルでの中長期目線での投資がメインでもとても役立つ本です。
その本の中で投資をバンドワゴン(楽隊車)に例えているお話しがあり、買いを入れるときや、イグジットする売り注文の時期を考える際に今でも非常に役に立っています。
バンドワゴン(楽隊車)が賑やかに進んでいく様子を思い浮かべるところからこのお話しは始まります。
最初のころはバンドワゴンの後ろについて歌って踊って楽しんでいる人の数は少ないですが、バンドワゴンが進んでいくにつれてその楽しそうな様子に引きつけられて後ろについて楽しむ人たちがどんどん増えていきます。
そしてそのころには最初に後ろについて歌って踊って楽しんでいた人たちは抜けてバンドワゴンから離れています。
その後もバンドワゴンについて踊って楽しむ人たちが増え続けていって、バンドワゴンのまわりを大勢の群衆が取り囲むとバンドワゴンはもはや前進できなくなり、今度はすごい勢いで後退を始めるのです。
バンドワゴンの後ろについて歌って踊っていた人たちはすごい勢いでバックしてくるバンドワゴンになぎ倒され、バンドワゴンに乗っていた人たちも振り落とされて大きな痛手を負ったり再起不能になってしまいます。
群衆のほとんどがバンドワゴンから振り落とされたり、なぎ倒されたりして人数が減ると、バンドワゴンは後退をやめてまたゆっくりと音楽を鳴らしながら前進を始めるのです。
そしてその時にバンドワゴンに乗っているのは、なんと、バンドワゴンが後退を始める頃にはバンドワゴンから離れていた人たちなのです。
上記を、
・バンドワゴン⇒値動き
・前進⇒上昇
・下落⇒下落
で読み替えて相場に置き換えて考えるととても分かりやすいと思います。
この話は『デイトレード』の著者であるオリバー・ペレスご自身もお話しの中で下記のように述べています。
本当にこの通りで、言い得て妙だと思いました。
おわりに:オリバー・ペレスの『デイトレード』から一番影響を受けた『バンドワゴン効果』
オリバー・ペレスの『デイトレード』に書かれている『バンドワゴン効果』を理解して、実際の投資で取引する際に実践すれば、
・高値掴み
・利確売りのタイミングを逃す
・損切りで逃げ遅れる
などの失敗を極力少なくすることができるのではないかと思います。
私が実際にそうでしたので、取引がうまくいっていない人には特におすすめできる投資に対する考え方のひとつではないかと思っています。