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逆指値のストップロス注文がうまく機能しなかったお話し

こんにちは。
逆張りファンダ投資家です。

投資をしているみなさまは逆指値のストップロス注文を使っていますか?
私はというと使ったり使わなかったりなのですが、逆指値のストップロス注文を使ったときは、ことごとく裏目になることが多かったです。

結果論なのですが、私の場合は逆指値のストップロス注文を使わなかったほうがよかったという結果にすべてなりました。

今回は逆指値のストップロス注文が私の場合はなかなかうまくいかなかったというお話しです。


逆指値のストップロス注文で損切を確定させるものの・・・

逆指値のストップロス注文を買値から自分で決めた範囲の下に入れて、そこで損失を確定させて損切することで、それ以上には損失が膨らまないようにします。

株価が下落してしまい、逆指値のストップロス注文が執行されると、そこで損失額が確定してしまうかわりにそれ以上の損失をまぬがれることができるのです。

逆指値のストップロス注文が執行されてからさらに株価が下落していくと、逆指値のストップロス注文をしておいてよかったと思うのですが、私の場合はそうなる前に株価は底を打って反転して、ストップロス注文を置いていた価格はおろか、買値も大きく超えて上昇していきました。

現物取引でしたので、逆指値のストップロス注文を置いていなければ、目論見どおりに利益が出ていたことになります。

余計なことをしたかなと思いながら、上昇を続けていく株価を見ながら、取り損なった利益を勘定するという一番メンタルにくる状況をみずから生み出してしまいました。

不思議な感情で、逆指値のストップロス注文が執行された後は、そのまま暴落してくれれば、損失を出したものの損失を少なくできたと思えるので、自分をなぐさめる部分も含めてまあ納得できるのではないかと思います。

しかし、逆指値のストップロス注文が執行された後に、反転して株価が上昇していってしまうと心中穏やかではなくなってしまうのです。

私はしませんでしたが、この場合に上昇している最中に買い戻すと、そこから株価がまた下落を始めてしまい、よく言われる『往復ビンタ』をくらってダブルでダメージをうけることになってしまいます。

逆指値のストップロス注文で利益を確定させるものの・・・

上記のように損失を限定するために使う以外にも、逆指値のストップロス注文は利益を確実に確定させるためにも使うことができます。

トレーリング・ストップ注文といいます。
株式投資1年目にトレーリング・ストップ注文のことを何かの本で読んでこれはいい!と思って使ってみたものの、私の場合は下記のようにうまく機能しませんでした。

買値から目論見通りに株価が上昇していった際に、『行ってこい』になってしまい利益がなくならないように、買値と上昇した現値の間に逆指値のストップロス注文を入れておくことで、株価が反転して下落したとしても、逆指値のところで利益が確定されるので、利益がゼロになったり、損失に転落してしまうことを防ぐことができるようになります。

この場合も、逆指値のストップロス注文が執行されたあとにそのまま株価が下落していけば、利益がなくなったり損失に転換する前に利益を確定できたことに満足をおぼえると思います。

しかし、私の場合は、この場合でも逆指値のストップロス注文が執行されたあとに、多少の下落はするものの、またしても株価は反転して、逆指値や買値をはるかに超えて上昇していってしまいました。

利益は取れたものの、前回の高値よりもはるかに上昇していった株価をながめては、取り損なった利益を勘定してしまい、心中穏やかではいられませんでした。

おわりに:逆指値のストップロス注文を入れても入れなくてもおそらく後悔する

逆指値のストップロス注文を入れて、注文が執行されてから反転すると逆指値のストップロス注文を入れたことにきっと後悔すると思います。

しかし、上記のように逆指値のストップロス注文を入れなければどうでしょうか?

逆指値のストップロス注文を入れずに、株価の下落が止まらず損失がどんどん膨らんでいくのをずっと眺めているのもなかなか精神的にはきついです。
また、せっかく買値よりも株価が上がったのに、逆指値のストップロス注文を入れなかったがために、取れていたであろう利益をすべて失い、利益どころか含み損状態まで株価が下落してしまうのもつらいです。

逆指値のストップロス注文を入れるかどうかは、最終的には自分自身がどっちがきついかを考えて取捨選択をするのしかないのかなと思います。
逆指値のストップロスを絶対使え派もいれば、逆指値のストップロスなんてものは必要ない派もいて、正解はないのだと思います。
投資全般と同じく、逆指値のストップロス注文に関しても、自分自身で考えて自分自身で判断して、自分自身で責任を持つしかないということではないかと思います。




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逆張りファンダ投資家
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